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会議のあるべき姿について

会議とは何をする場なのかをしっかりと考えましょう。

次の3つが上げられます。

1.組織として「意思決定」をする場

2.「意思決定」したことをきちんと「約束を果たす」ことを確認する場

3.「意思決定」したことで「起こるであろう問題を予測」し、事前に解決する場

重要なのは「意思決定」です。

「意思」と「意識」は違います。

「意思」は日付の入った具体的目標をやったかどうかを解る様にすることです。

例えば、『2012年11月30日まで、売上高3億円、粗利益1億円を出します。』

このような「具体的な宣言」になります。

「意識」にはこのような具体的な宣言はなく・・・

『第三四半期には、粗利益を出したいと思います。』

目標も意思も無い不透明な物になります。

また「意思」には「覚悟」があることもありますが、「意識」には「覚悟」はありません。

『2012年11月30日まで、売上高3億円、粗利益1億円を出します。もし出せなければ「降格」も覚悟しています。』

これには強い意思を感じます。

『第三四半期には、粗利益を出したいと思います。震災の影響で市況が悪いので、難しいかも知れません・・・。』

これには意思も覚悟もなく、あるのは「成り行き」と「責任回避」です。
御社の会議は「意思決定」の場となっていますか?会議参加者は「意思決定」したことに対し、「覚悟」を持って、やり切ろうとしていますか?

会議は「意思決定」の場を作り出すだけでなく、スタッフの行動が変わる実務研修です。

「覚悟」を持って、やり切ろうとするスタッフを生む場でもあります。
会議が変われば行動が変わり、行動が変われば成果が変わります。

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