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【第110号のテーマ】 明日がある
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坂本九さんやウルフルズで有名な「明日があるさ」という曲があります。
メロディは覚えやすく好きなのですが、歌詞が好きではありません。
好きな子に告白できずに、いつかきっと解ってくれるだろう、という
歌詞ですが、明日へ逃げている様に聞こえます。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の医師から聞いた話です。
永年の喫煙で肺が苦しくなり、外来に来ていながら、
タバコ臭のする患者に「あなたは死ぬよ!」と告げるそうです。
その後、タバコの害が今の状況を作っていることを伝え
すぐにタバコを辞める様に足元のゴミ箱を指さします。
医師の足元のゴミ箱には、患者が捨てたタバコとライターがあります。
その時にタバコを捨てることが出来る人は治る可能性が高まります。
でも、後でもう一服してから辞める人や明日から辞めると言う人は
治らない可能性が高いそうです。
COPDなど喫煙習慣から病気になった人の治療には医師の助言よりも
本人の意思が重要だそうで、先送りにした人は意思が弱く、
助言も聞こうとしない、結果、死に至るとのことです。
治そうとする意思のある人は「即」捨てる人です。
「後で」や「明日」と言っている人は意思が弱い人です。
「明日がある 明後日がある」と考えている間は、何も変わりません。
何故なら、肝心の「今」が無いのですから。
「今」この瞬間を大切にしたいものです。
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