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【第113号】【F1のチーム管理】現場力倍増メルマガ

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【第113号のテーマ】 F1のチーム管理

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111号において、

「リーダーシップ」、「チームづくり」はF1を入口にしました

と書きました。

今回はF1のチーム管理について触れたいと思います。

レッドブル、メルセデスAMG、マクラーレン、フェラーリなどの

上位チームは

年間600億円前後の予算

を持ちます。

スポンサー、パートナー、TV放送の分配金がその内訳です。

その多くが人件費に使われます。

上に述べたチームは

約500人

規模のチームとなります。

一番高い人件費は2名のドライバーに対し、

50億円

程度。

その他、CEO、監督、ディレクターやチーフなんちゃらさん達が

億単位

の給料を貰っています。

以前は「開発」「整備」「空力」の専門家がチームの多くを占めていましたが、

市販車へのフィードバックをするために、

ハイブリッド技術、回生ブレーキ、衝突安全などの技術も必要となり、

世界中の超一流大学卒のエンジニアが高給で雇用されています。

それらのエンジニアはF1に行くか、Googleに行くかという

選択肢を与えられた人もいるようですが、

F1が億単位、Googleは3,000万前後

チームがF1から撤退したり、休止すると就活をしないとならない

F1のエンジニアを選ぶか、安定を選ぶか?

自分がそういう選択をすることはありませんが、そんな場面を経験したいものです。

ちょっと考えてみて下さい。

みなさんが600億円もの予算を使うことができるCEOだとします。

500名の人を使い、来年も再来年も600億円の予算を確保しなければなりません。

直接売る商品はなく、戦績が商品と言えます。

しかも25億もの収入を得るドライバーはいつ他のチームに引き抜かれるか解りません。

なんせ、世界で20席しかないシートに座る権利を持つ人です。

技術だけでなく、500名のチームメイトに尊敬される人物でなければ、

絶対に勝てません。

ドライバーだけでなく、メカニックやエンジニアも同様です。

いつ引き抜かれるか解らない上、唯一無二の素晴らしいスキルを持っている人達です。

皆さんだったら、こんなチームをどう運営しますか?

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