【第1,404号】 「得意を伸ばすか、苦手を克服するか」その問いの向こう側へ その2
【第1,403号 「得意を伸ばすか、苦手を克服するか」その問いの向こう側へ その1】
https://km.kando-m.jp/news/mm1394/
これの続編になります。
「得意なことを伸ばすか? 苦手なことを何とか克服するか?」
この問いに、いまだ明確な答えが出ていない人も多いのではないでしょうか。
実はこのテーマ、私自身がずっと心の中に抱え続けてきた問いでもあります。
けれど今の私には、
「得意を伸ばし、苦手は最低限整える」
このバランスがしっくりきています。
というのも、得意なことはやっていて楽しく、成果も出やすいし、
自信につながりやすく、周囲からも評価されます。
何より、続けることができます。
一方で、苦手なことは時間もエネルギーも必要以上に奪われがちです。
頑張って取り組んでも結果が出にくく、しんどさばかりが残ることもあります。
あげく、上司や同僚からダメ出しをされると結構こたえます。
プライベートであれば、苦手は放置することもできますが、
仕事ではそういう訳にはいきません。
「苦手ってしんどいな」と感じるのは、きっとこういう場面ですよね。
だからこそ、私は
「周囲や仕事に支障をきたさないレベルまで整えておく」
ことが必要だと思います。
ここで言う「整える」とは、たとえば
・プレゼンが苦手でも、練習はしておく。
・数字が苦手でも、フォーマットに入力するくらいはできるようにしておく。
・人前に出るのが苦手でも、自己紹介、挨拶やお礼の言葉だけは準備しておく。
このくらい整っていれば、もう十分なのです。
完璧にする必要はありません。
ただ、自分なりに「ここまではやっておく」というラインを持っておけば、
苦手に振り回されずにすみます。
苦手なことにどう向き合うかは、「性格」ではなく、
「戦略」でもあるのかもしれません。
そして、もうひとつ大切にしたいのは、
「苦手を克服する努力」そのものに価値がある、ということです。
結果はどうあれ、「克服しようとしている姿勢」や「その努力」こそが、
人の強みになるのだと思います。
だから私は、苦手なことに挑戦している人を「助言」や「後押し」で応援します。
それが、私なりの「人の力を信じる」関わり方だと思うのです。
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