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【第166号のテーマ】 贅沢と倹約
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世界から日本政府の対応について、
緩いというマイナス評価が与えられていますが、
ヨーロッパ在住の方々のyoutubeに上げられたメッセージを見ると
まるで戦時下の戒厳令の様に、
街には小銃を持った軍人が外出者を見張っている、
と述べられています。
それに比べると日本はまだまだ平時と言えるでしょう。
この現在の日本の対応はGW明けに評価されると思います。
日本は正しかった、と世界が認める結果になって欲しいものです。
前置きが大変長くなりました。
政府や7都道府県の自粛要請とあることに共通項があるように感じました。
不要不急の外出をしない
商業施設を利用しない
百貨店は休業
テーマパークも休業
スポーツ施設やカラオケにも行かない
バーやクラブに行かない
居酒屋は20時まで
お酒は19時まで
太平洋戦争中に近衛内閣が行った施策の
国民精神総動員
で謳われた戦時標語を思い出しましたのです。
(そんな古いことは知らんわ!と突っ込みを入れられそうですが・・・)
欲しがりません勝つまでは
ぜいたくは敵だ!
聖戦だ 己れ殺して 国生かせ
進め一億火の玉だ
理容室、美容室も休業要請されたら、
パーマネントはやめましょう
にも抵触します。
共通していると思うのは私だけでしょうか?
孔子が
奢(おご)れば則(すなわ)ち不孫(ふそん)なり
倹(けん)なれば則ち固(こ)なり
其(そ)の不孫ならんよりは、寧(むし)ろ固なれ
と言っています。
意味は、
人はぜいたくをすると、思いあがり、おごりが生まれ、謙遜を忘れる
倹約はし過ぎると、頑固になる
どちらかと言えば、思いあがって、謙遜することを忘れるよりも、
頑固になる方が、まだ良いでしょう
となります。
上記に上げた自粛要請先や行為のすべてが、
ぜいたくとは言いませんが、
コロナウィルスの死者数が4月15日現在で、12万4,000人
飢餓による死者数は900万人
このように比較すると
自粛するというマイナスイメージではなく、
倹約の美徳というプラスイメージを持ち、
少しでも飢餓に襲われている国のことも考えたい、
と思いました。
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