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【第179号のテーマ】 ミスを防ぐ方法 その2
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178号で
潜んでいるミスを発見するためにフィルターの目を細かくする
という事をお伝えしました。
フィルターの目を細かくするとは、
複数チェックを重ね、その都度、より注意深く見ていくことです。
複数の力を借りると言っても、一人ひとりが頼りないと
結果としてフィルターを抜けていきます。
一人ひとりの能力を高めることが重要です。
ミスが起きる要因は大きく分けると
★過失
★故意
の2つになります。
★新人に多く発生する「過失」には以下の2つがあります。
☆スキル不足から発生するエラー
入力ミス、操作ミスなどです。
☆意図しない行動
例えば、アクセルとブレーキの踏み間違いの様に、
自分でしようと思った行動と違った行動をすることです。
★ベテランに多く発生する「故意」には以下の3つがあります。
☆近道行動
クルマが走っていない時には遠回りになる横断歩道を渡らない、
といった様により楽な方法をとる行動です。
☆手抜き
全数検査が基本なのに、時間がないことを理由に抜き取り検査にした、
といった様に、決められた手順を守らないことです。
☆コンプライアンス違反
法律、社内やお客様規程を守らないことです。
「故意」には「まぁいいか~」という「自分に甘い」生き方の上で起こります。
「過失」は修養や訓練を積むことで防ぐことができます。
「故意」は「意志」の力とプロとしての「プライド」で防ぐことができます。
御社のミスがどちらが多いのか?
ミスクレーム報告書を上記の基準で分類すると
ミスクレに対する社風
が見えてきます。
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