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【第195号のテーマ】 命の重み
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193号で
アドラー心理学「嫌われる勇気」にある
他人からの承認要求を否定する。
「あの人の期待を満たすために生きてはいけない」
褒められようとしてはいけない
この意味が解りました、
と書きました。
今回はこれに関連します。
アドラーは他人を軸にせずに自分軸で考えなさい、と言っています。
もう少し身近なことに置き換えて説明します。
野に咲くタンポポ
は立派な鉢植えの胡蝶蘭とその価格を見て
胡蝶蘭は綺麗だな~、高いのも解るなぁ~
なんて思いません。
胡蝶蘭も逆のことを思いません。
人が勝手に価値を付けています。
自分についても同じです。
よく
○○さんは使えるが▲▲君は使えない。
ということを耳にします。
使える、使えないは
人が決めるのではなく、自分が決めるべきです。
私はもっと人のために役立ちたい、このままでは役立ってない
もっとガンバロウ!
これが自分が軸になるということです。
自分軸にしないと不幸になる事例を記します。
一生懸命、家族で節約して、小さいけれど中古のマイホームを手にしたとします。
引っ越しの日の夕食で
これからローンが大切だけどみんなでガンバロウ!
と誓ってからしばらくして、隣の空き地に
大きな新築のデザイナーズハウスが建ったとします。
隣の家と我が家を比較した途端、暗い気持ちになり、
引っ越してきたときの幸せな気分はどこかに行き、
毎月のローンが苦痛になります。
これは他人と自分を比較するという他人軸で見たからです。
この時、お隣さんはウチよりももっと頑張ったんだろうね。
ウチももっともっと頑張ろうね。
と思えば、より幸せな気分になれ、ローンも苦痛になりません。
他人と比較しない
とうことは
自分の命の重みを自分で決める
ということです。
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