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【第196号のテーマ】 評価制度と肩書き
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192号で顧問先の成長目標制度(評価制度)とそれを実現するための実行計画を
作成中で、何度も何度も修正しながら、一段ずつ上がって行く感じです、
とお伝えしました。
作っていて思うのですが、
評価制度で良い点数を取ったから、肩書きが上がって行く、給料が増える
のでは無い、ということです。
評価制度で良い点数を取れる人は、肩書きも上だし、良い給料を貰えている筈
です。
頑張っているかどうか解らない
彼には何が不足しているのだろうか?
どこを強化すれば、良いのだろうか?
そういうことを「見える化」するのが評価制度です。
誰が見ても高い評価の人はこの制度に当て嵌める必要はありません。
お酒の席で冗談ぽく言ったことがありますが、
究極の評価制度は社員の投票だと思います。
部長にふさわしい人は誰ですか?
と聞き、上司も同僚も部下も一人を選出する。
まず、間違い無くその人が最適者でしょう。
ただ、それで選ばれた人が部長として職位を得ることができても
正しく職責を果たせるかどうかは解りません。
職責を果たすためには、評価制度で採点をし、強いところは更に伸ばし、
弱いところは意識的に修正していく、ことをしないとなりません。
ということは、評価制度で自分を棚卸し、
次に向かっていく道を見つけることが重要ということになります。
ここまで読まれた賢明な読者の方は、アドラーやたんぽぽの話を
思い出して下さったと思います。
評価制度は誰かとの競争ではなく、自分の命の重みを知るための
ツールなんです。
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