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【第216号のテーマ】 平和教育
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6月28日に「必殺仕事人 2020」を見ました。
内容は
子を装って親を欺いて金を奪う「親だまし」の詐欺
で、今でいう「特殊詐欺」の江戸時代版です。
見ながら、「肉親の情」を逆手に取る悪い奴らは
何時頃からはびこったのかな？
と思いました。
そういうことを思っていると「学校内暴力」や「いじめ」などの
学校で起こっている「陰湿」な事件も何時頃から？
とも思いました。
日本の近代史は下記の通りです。
1853年にペリーの黒船が来航した時から、日本の近代化が始まり、
戊辰戦争
西南の役
という内戦を経て、
1894年の日清戦争
1904年の日露戦争
1914年の第一次世界大戦
と続き、ペリー来航から60年で世界の列強と肩を並べるほどになりました。
ところが、1931年の柳条湖事件から満州事変と発展し、
1937年に泥沼化した日中戦争となります。
続いて、ABCD包囲網で追い詰められた日本は
1941年にハワイを奇襲し、太平洋戦争へと突入し、
学徒動員、東京大空襲、神風特攻隊、沖縄戦、広島・長崎への原爆投下を経て
1945年8月に降伏をすることになります。
内戦はともかく、このような戦争の歴史を繰り返さないために、戦後
平和教育
がスタートしました。
平和教育の目的は、
紛争解決の手段として、戦争を選択しない
紛争にならないように、平和な状態を維持するためにどうすれば良いかを学ぶ
お互いの立場、違いを前提として、それをどう理解しあうかを学ぶ
争いが生じた時には、対話をし、合理的な解決の糸口を見つける能力を身に付ける
といった事になります。
ですが、「学校内暴力」や「いじめ」、「特殊詐欺」などが起こっています。
尖閣や竹島の様な自国の領土を脅かされても事態は変わっていません。
自国民を拉致されても外国の大統領を頼りにしています。
この70年以上の平和教育とは一体何だったのでしょう？
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