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【第22号】【「対話」と「会話」の違い】現場力倍増メルマガ

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【第22号のテーマ】 「対話」と「会話」の違い

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21号でコミュニケーションの手段について述べました。

その中で、

「会議では賛成と言いましたが、実は反対なんです」

このようなメールを見たことがある、と書きました。

もう少し詳しく書きます。

その方は会議では「解りました」という顔をし、

議事録確認時も頷いているのに、メールで

「実は反対だった」

と送って来られました。

「場の空気が全員賛成だったので、反対意見を言えなかった」という理由です。

KYという「空気を読む」事も時によっては大切ですが、

会議において空気を読むことはあってはなりません。

しかも、この人はある部門を一任されている責任者でした。

これは「対話が苦手」、「対話では言えない」ことが背景にあります。

コミュニケーションとは「対話」です。

ここで「対話」と「会話」の違いについて触れておきます。

「対話」とは、ある目的や課題、具体的な問題について、

方向性の確認や結論を出すために「話し合う」「意見交換」をすることです。

「会話」とは、コミュニケーションをとること自体が目的であったり、

話す内容が特に限定されていない場合に使われます。

社長が社員に「最近、頑張っているらしいね。ありがとう!」

これは「会話」です。

「最近、頑張っているようだけど、イマイチ結果になっていないようだな。

何に問題があるのかな?」

これは対話です。

上に書いたメールでの「実は反対でした」という事例は

「対話」でも「会話」でもありません。

一方的に「送りつけた」だけです。

このようなメールに「どう返信したらよいですか?」

という相談を受けたときに、次の様に言ったら?

とアドバイスをしました。

「馬〇者!すぐに来い!」

部門責任者ですからね~

事例の発信者は、対話ではうまく伝えられないから、

「要件」を送っています。

ですが、送られた側が「要件」について検討をするより先に

「不快感や不信感」を持つことが解っていません。

そんな状態で、まともに話はできません。

発信者はマイナス感情から対話がスタートする事を知っていないのです。

「相手の立場に立つ」

本当によく聞く言葉ですが、メールの送受信時にも注意したいモノです。

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