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【第226号】 管理職の適性
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ドラッカーは管理職の適性について次の様に言っています。
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人を管理する能力を学ぶ事はできる。
だが、管理職が人材を開発するにはそれだけでは十分ではない。
根本的な資質が必要である。
それは真摯(しんし)さである
(マネジメント エッセンシャル版 P130)
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そもそも管理職が管理職の仕事とは何かを
勉強していない人
が多いですね。
管理職でありながら、マネジメントやリーダーシップの知識を
インプット
せずに、どうやって
アウトプット
するのでしょう?
先輩を見倣うこともあるでしょうが、その先輩は正しく
マネジメントやリーダーシップの能力を発揮しているのでしょうか?
正しい姿を学ばずに成果は出ないだろう!
と思います。
学んだ事の無い人は早速、書店や図書館へ行き、2~3冊読んでみると良いでしょう。
勉強もせずに管理職は務まりません。
軍隊では、管理職は士官学校で学びます。
中堅以上の企業では、昇格試験等で審査されます。
それだけ、管理職の基礎教育が重要ということです。
勉強していない管理職の元で仕事をすることになったら、部下は不幸だと思います。
だって、正しい背中を見せてくれないのですから!
話を元に戻します。
仕事柄、マネジメント研修をよく行いますが、管理職とは?と問うと
人を使う立ち場
という認識が多いです。
実はこれだけではありません。
最も重要なことは
自分の部署の成果に対して責任を持つ人
のことを言います。
自部署の一般社員よりも
会社への貢献責任が大きい
ということです。
仕事は組織で行いますから、
会社への大きな成果貢献をするために人を使う立ち場
の人が管理職です。
管理職のすべきことは2点あります。
第一に
自部署の生産性を高めるための指導監督を行う指揮者
第二に
ミスクレーム対策、品質管理、退職者を出さないと言ったリスクへの管理者
です。
この2つに対して、
真摯
であることがマネージャーの資質としてもっとも重要とドラッカーは言っています。
真摯とは
まじめでひたむき
ということです。
部下に慕われるもっとも重要な要因は「真摯さ」と肝に銘じて勉強を重ねて下さいね
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