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【第257号のテーマ】 インディ500レース
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8月24日に開催された「第104回インディ500」で
佐藤琢磨選手が3年ぶり2度目の優勝という偉業を成し遂げました。
インディ500は正式名称「インディアナポリス500」と言い、
1911年から開催され、例年5月に開催されますが、
第104回となる今年はコロナで8月に延期の上、無観客で開催されました。
インディアナポリス・モーター・スピードウェイのオーバルトラック
1周2.5マイル(約4.023km)を200周、
走行距離500マイル(804.672km:東京から広島くらいの距離)を
約3時間で走るレースで、
平均周回速度が350km/hを超え、最高速度が380km/hになる
ハイスピードレースです。
エンジンはホンダとシボレーが提供し、
佐藤琢磨選手はホンダエンジン車に乗っています。
佐藤琢磨選手は2002年から2009年までF1で活躍し
2010年よりインディ500レースに挑戦し、
2012年には、ファイルナルラップまで2位を走行し、
ファイナルラップに果敢に攻めて、クラッシュという
悔しさを経験した後、
2017年に日本人初(アジア人としても初)の優勝をしています。
そして今年2度目の優勝。
歴代の優勝者の内、4回優勝者が3名、同3回が7名、2回が10名。
現役ドライバーで2度以上の優勝者は、
ブラジルのエリオ・カストロネベスと佐藤琢磨選手の2名だけ!
それだけ今回の快挙は素晴らしいです。
佐藤琢磨選手は2012年に優勝を逃した際に
「一切の後悔は無い、Noアタック、Noチャンス」
とコメントされ、今回の優勝時には
「40歳をすぎてもレースしているなんて夢の中で生きているみたい。まだ成長できている」
と言われています。
永遠に青年のような考え方と誠実な人柄にレース仲間からとても好かれています。
佐藤琢磨選手は今年43歳。最年長優勝者がアル・アンサー(47歳)ですので
この記録を目指し、7名しかいない3回優勝者となって欲しいです。
しかし、世界三大レースの一つを日本人ドライバーが
日本メーカーのエンジンで2度も優勝しているのに、ほとんど報道されない!
日本経済は自動車産業とその周辺技術による貢献が大きな国なのに
もっともっと大きく評価されて良いはずです。
凄い快挙なのに知らない人が多すぎ!
寂しいです。
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