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【第274号のテーマ】 営業会議と体口心
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月末でもあり複数の顧問先の営業会議に参加しました。
そこで感じたのは営業の神様は
微笑んでくれない
です。
体口心（たいこうしん）という仏教の教えをご存知でしょうか？
仏教では、私たちの行いを「体」と「口」と「心」の三つから見つめます。
仏教では行いのことを「業（ごう）」と言います。
食べる、仕事をする、遊ぶといった体の行いは「身業（しんごう）」
話す、褒める、陰口を叩く、言い訳するといった口の行いは「口業（くごう）」
優しい、感謝する、怒るといった心の行いを「意業（いごう）」
この3つの行い（業）の中でも、一番重きを置くのが
心の行いである「意業（いごう）」です。
心で思ったことが口から出ます。
心で思ったことを体が行います。
全ての行いの元は心にあります。
口は災いの元と言いますが、災いの元は口ではなく心です。
営業会議でできなかった理由を「報告」として口にしていますが、
自分がすべきことをやらなかった
という残念な報告が多かったです。
故に冒頭に営業の神様が微笑んでくれない、と書いたのです。
自分がすべきことをやらなかった、という報告を聞いたときに
その「心のあり方（意業）」を問わないと改善されません。
管理職がそこに突っ込めていません。
やらなかったために目標未達となったのか？
やったけれど結果にならずに目標未達となったのか？
同じ目標未達でも全く違います。
やらなかったら「0（ゼロ）」です。
永遠にゼロです。
やれば結果にならなくても「1」です。
積み重ねれば、いずれ100にも1,000にもなります。
結果を意業から見ることはとても大切です。
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