現場力MAXメルマガ

【第32号】【コミュニケーションは伝わらないことを前提にする】現場力倍増メルマガ

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【第32号のテーマ】 コミュニケーションは伝わらないことを前提にする

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コミュニケーションが苦手と思っている人は多いです。

顧問先においても、コミュニケーションが下手なため

うまく人が動いてくれない場面をよく見ます。

私自身もあまり得意ではありません。

私がアドバイスをするのは以下です。

伝えるためにどこに注意をすれば良いか?

当たり前ですが、ある人にとっては簡単なことでも、

他の人には難し過ぎて全く分らないことがあります。

病院において、医師と看護師の間で交わされる会話や

IT会社でSEとプログラマーの会話は一般の人には

専門的過ぎてほとんど解らないと思います。

彼らは会話の内容をそのまま、ご家族やクライアントに伝える事はありません。

できるだけ、相手に解るような言葉を選ぶはずです。

また、いきなり伝えられても訳が解らないことがあります。

伝える内容の目的や背景を伝えないと、言葉が入ってきませんし、

重要度・緊急度も伝わりません。

よく出会うのは「かみ合わない」「理解し合えない」場面です。

年代の違う方や様々な考えを持つ人、違う文化や政治、教育の元に

育ってきた外国人など・・・

会話をしてもお互い「かみ合わない」「理解し合えない」事が良くあります。

例えば、介護サービスにおいて、

人生経験も少なく、高齢者の生活も知らない、

高齢者が生きてこられた時代も知らない、

そんな若いヘルパーが高齢者と会話をすると

「かみ合わない」ことが多々あります。

会話にならないのに、話をしなくては、と頑張って

更にずれていくこともあります。

また、バックグラウンドが違うと同じ言葉を話していても、

お互い頭の中で想像している内容が違います。

例えば、「犬が好きな人は手を挙げて!」と聞いた時に

頭に浮かぶ犬はそれぞれが違います。

「犬と一緒にいて、どんな時が楽しい?」と聞くと

それもそれぞれ違います。

こうやって考えると本当にコミュニケーションは難しいです。

ですから、伝わらないことを嘆く、悩むではなく、

「伝わらないことを前提」にして、丁寧に、言葉を選び、

積み重ねるように伝えるしかありません。

「解って当たり前」「そんなこともわからないの?」

ではまず伝わりません。

 

★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

知人に本メールをご紹介をいただく際には
下記の登録フォームをご利用下さいませ。

メルマガ登録はこちらから

★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★

PAGE TOP