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【第36号のテーマ】 「PDCA」できるように具体化する【事例:その2】
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昨日に引き続き、具体的でない上司と部下の会話の事例です。
ある外国人営業が日報に下記の様に書きました。
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最近、全員が定時に仕事が終われるのは工程管理が出来ている
ことや助け合いができている証です。
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それに対し、営業の上司は下記の様にコメントしました
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お疲れ様。違います。確実に仕事量が減ってきています。
営業として何をすべきですか?
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その返答です。
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仕事を増やします。売上目標を達成するように、頑張ります。
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間違いではありません。
ですが、これも昨日と同様に考え方や意識です。
上司が「営業として何をすべきですか? 」と問いかけているのに
PDCAできるような「具体化」が見えません。
「具体的」という言葉は、仕事において、非常に頻繁に登場する言葉ですが、
「具体的」を「具体的」に説明することができる人が少ないと思います。
「具体」とは新明解国語辞典によると
その人の頭の中で考えられている事の内容が、ほかの人にも
同じ形で理解出来るようになっていること。具象。
このように書かれています。
解りやすいと思います。
上司と部下の会話に限らず、「伝わる」ためには「具体化」が重要ですね。
この言葉の意味をよく考えて、コミュニケーションを取りましょう!
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