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【第366号のテーマ】 基準作りのための基本教育 Part2

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【第366号のテーマ】 基準作りのための基本教育 Part2

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365号の続きとなります。

坂田塾における基本の育成で最も重要な「人」の部分は

【坂田塾 8ヵ条】と【坂田塾の教え】で鍛えられます。

ではゴルファーとしては、何を鍛えるのでしょうか?

ゴルフはボールを叩いて始まり、終わる競技ですから、

ボールを叩くことが基本となります。

そのボールを叩くことを「鍛錬」として重ねて行きます。

その重ね方が、古閑美保氏、上田桃子氏を産み出しました。

ゴルフはドライバーからサンドウェッジまでの13本のクラブと

パターを使います。

13本のクラブの真ん中の長さであり、真ん中のロフト(ボールを上げる角度)

のクラブが基本となります。

それが6番アイアンです。

そうです。6番なのです。

多くのゴルファーは5番を中心と考えて練習をしていると思います。

話を戻します。

坂田塾では、原点回帰のクラブが6番となります。

6番の距離、ボールの高さが基本の基本と考えます。

この基準を持っていれば、自分のスイングの乱れを知ることができます。

ですので、6番で徹底的に打ち続けることを鍛錬とします。

鍛錬には続きがあります。

6番アイアンに4番のシャフトを付けます。

更にもう一本には8番のシャフトを付けます。

普通の6番アイアンの他に、2本の6番アイアンを作ります。

これが「基準作りのための基本」となります。

3番、4番などの長い番手のアイアンが不調な時は体の使い方がズレています。

7番、8番などの短い番手のアイアンが不調な時は手の使い方がズレています。

坂田塾では、不調な番手で「克服的」な練習をするのではなく、

6番アイアンのヘッドを持つ、4番のシャフトと8番のシャフトで

何がズレているのかを探っていくのです。

これが「基準を使った基本の修正」なのです。

多くのゴルファーにとって、短いアイアンが崩れることは少ないですから、

6番ヘッドに8番シャフトだとミスをしません。

すなわち、「自信」を生みます。

これが「自信の基準作り」です。

坂田信弘氏はこの練習方法について次の様に締めくくられています。

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自信というのは己の背丈よりも足りないものから生まれ、

大きさや飛距離と言う結果は、

己の身の丈よりもの長いモノから生まれる。

楽しく短時間でゴルフの上達を願うなら、

まずはこの3本のクラブを用意して、

練習場で打ちまくることが大事。

すると短き6番アイアンでは自信が、

長き6番アイアンでは飛距離と正しい軌道を生む

スイングが身についてくる

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信弘氏には素敵な言葉がたくさんあります。

「基準作りのための基本教育」にぴったりなのは以下になります。

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山の木は風で揺れる。大きく揺れる。

しかし根っこは揺れない。

根っこが揺れ始めたら木の寿命は終わる。

人間の根っこは何かと言ったら、

私は正しき教育と愛情と忍耐から生まれるものと思う。

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引用させていただいた、2つの考え方は坂田塾や

アスリートに限ったことでは無いと思います。

どんな仕事にも安心と飛躍につながる基準を持って、鍛錬をすれば

それが「根っこ」となり、何時いかなる時も

安定した品質で自分らしい仕事ができると思います。

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