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【第373号のテーマ】 脳細胞の数
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記憶力を高めたい、考察力や判断力を高めたい、頭がよくなりたい
と誰もが思うでしょう。
脳細胞の数が増えたら、それが可能になるのでは?
と思い、調べたのですが、残念な結果となりました。
【第345号のテーマ】 三つ子の魂百まで
※バックナンバーはこちら
で書きましたが、神経細胞は三歳までに80%が形成され、
成人を迎えると徐々に死滅していきます。
大体、1日10万個が死滅すると言われており、
100歳まで生きると80年間で、29億2,000万個も死にます。
これでは脳が機能しなくなると思って、脳細胞の数を調べたところ
大脳で160億個、小脳で690億個、合計860億個あるそうで、
全体の3%程度が無くなることになります。
もし大脳側がより多く死滅すると
知覚、知覚情報の分析・統合、運動神経、記憶、神経の伝導等に
より障がいが多く出そうです。
何となく高齢化による機能低下とリンクしてますね。
努力によって、脳細胞の数を増やすことはできませんが、
減らないようにすることはできます。
脳細胞が大量にダメージを受けるのは脳疾患です。
脳や脳の血管がダメージを受けるような生活をしないことです。
血液がドロドロにならないようにする、
血管が細くならないようにする
などの食生活の改善が重要ですが、
特にタバコとアルコールは大敵です。
タバコは大脳皮質の薄化を進めますので、
認知能力の低下になりますし、血管を収縮させるので
ダメージを受けやすくなります。
この大脳皮質の薄化はタバコを辞めたからと言って
元に戻りません。
辞めるなら今すぐですね。
アルコールは前頭葉を萎縮させます。
5人に1人が認知症となるという統計データもあります。
また、体内のアルコールを排出するのに
神経の栄養剤である「ビタミンB1」を大量に使用します。
タバコを吸いながらのアルコールとなると
認知症への最短コースと言えるでしょう。
あと、過度のダイエットも危険です。
脳の重さは1,400gで体重の2%程度です。
ところが消費する酸素やエネルギーは全体の20%前後になります。
脳の唯一の栄養源はブドウ糖です。
ご飯、パン、麺類などの穀類、いもや澱粉類に含まれます。
バナナにも含まれますし、
倦怠感、疲労感、集中力低下の時には血糖値を上げる
ラムネも良いでしょう。
ラムネは紅茶やコーヒーに少量溶かすと飲みやすく
頭がスッキリします。
一度、お試し下さい。
糖尿病の方は辞めて下さいね。
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