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【第380号のテーマ】 君子は争うところなし
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孔子の言葉です。
この場合の争いは戦争というものではなく、
競争や言い争いなどのことを指します。
実はこの後に続く言葉も含んで理解をしないと意味をなしません。
君子無所争、必也射乎、揖譲而升下、而飮、其争也君子
子いわく、君子は争う所なし、必ずや射か。
ゆうじょうしてのぼりくだり、しこうして飲ましむ。
その争いは君子なり
射とは「弓道」のことです。
揖譲而升下、而飮とは、「譲り合って、お酒を振る舞う」という意味です。
全文を現代風に訳すと
人格者は争いを好まぬもので、競うことがあるとしても
せいぜいが弓の腕前くらいである。
その場合でも相手に対し、お互いが礼儀正しく譲りあい、
勝者は敗者に酒を振る舞って恨みを後に残さない。
初めから終わりまで礼に欠けるところはない。
これこそすぐれた人格者の争いの作法である。
となります。
陰口、不平不満、ライバルに何としても勝つ、出る杭を打ちたくなる
こういう時は誰にでもあるでしょう。
その感情が悪いのでは無く、争っても良いが「礼儀」を忘れない
これを孔子は戒めています。
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