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【第384号のテーマ】 耕す
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坂田塾の坂田信弘氏が次の様に言われています。
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根気畑に忍耐の花は咲くものだけど、
硬い畑に咲くは小さな花ばかり。
大きな花を咲かせたけりゃ
根気畑を耕さなきゃならんのに、
その耕す機会が失われいく。
だからお稽古事は一つでいい。
でも一つを絶対に辞めさせない。
6年は続けさせたい。
6年間も同じコトを続けさせればね、
たとえそれを辞めたとしても、
その子には財産が残る。
忍耐力を生む。
根気というとっても大事な財産が残るのです。
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根気も忍耐力も持って生まれたものでは無い事がよく解ります。
根気畑を耕すのは何も本人だけではありません。
根気強く、忍耐を持って、子どもを育む=子どもを耕すからこそ、
そのような子が育つのだと思います。
切れる子が多い、と聞きます。
耐性が無い子ですね。
その子に問題もあるかもしれませんが、
やはり周囲が根気よく耕してこなかったからでしょう。
会社でも同じ様なことがあります。
入社してすぐに辞める人。
新人だけではありません。
ちょっと難しい事をやらせるとできない、と言う耐性が無い大人もいます。
耐性は備わって生まれるのではなく、
親が身に付けさせるものであり、
長じては、自らが備えるものです。
自分で自分を耕す努力を忘れずに生きたいものです。
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