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【第421号】 そんな人は会議に呼ぶなよ!
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413号「会議が終わってから、しゃべり出す人」にいろんな感想を戴きました。
その感想をお借りして、本日は纏めたいと思います。
413号に下記の様に書いています。
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会議は、集まり意見を交わすことで、一人で考えても産まれない
アイデアを出すために行います。
会議をやったことで、会議前よりもより良くなることが重要です。
賛意も必要ですが、実は
反論
の方が重要です。
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「職場の教養 4月15日」にも同様のことが書かれていますが、
私の顧問先で起こった事をお伝えします。
新商品開発会議に参加した幹部社員に向けて、開発者の専務が
プレゼンを行います。
それを聞いている幹部社員はみんな「良いと思います」と口にします。
見ている私はそこに忖度を感じましたので、
会議は、集まり意見を交わすことで、一人で考えても産まれない
アイデアを出すために行います。
専務のアイデアに全員賛成であれば、この時点で商品は完成です。
専務のアイデアのみよりも、みんなのアイデアを加えた方が
より良くなりませんか?
一番重要なのは、反対意見ですよ。
ここが良いよりもここが悪い、を口にしましょう。
専務もそれを聞きたいはずです。
「そうですよね?専務」
と伝えました。
専務も「みんなの率直な意見を聞きたい」と言われました。
この後、様々な意見が出たました。
その結果、その新製品はかつてないほどの「メガヒット」を飛ばし、
業績に多大な貢献をしました。
如何でしょうか?
413号への感想へのコメントへの意見を下記に纏めます。
Aさん「会議で発言するのに勇気がいる」
会議で発言するのに何故、勇気がいるのでしょうか?
意見を言う=良いこと
黙っている=悪いこと
です。
何故、良いことをするのに勇気がいるのでしょうか?
困っている人を助ける、高齢者に席を譲る、これに勇気が必要でしょうか?
人様優先であれば、当たり前です。
それを「勇気がいる」と思っているからこそ、思わせているからこそ、
会議が活性化しないのです。
Bさん「会議が終わってから話す人は会議では発言しにくいのかと思います」
上の勇気がいると同じ事でしょう。
会議で喋らない人は会議に参加していない人です。
喋る人はその会議に参加している人です。その会議に関心があるからです。
喋るない人は関心が薄いからです。故に参加していません。
すなわち、そこに居ることは居るが、幽体離脱の様にそこに存在はありません。
そんな人を会議に呼ぶよりも現場で仕事をさせる方が良いでしょう。
会議で抜けるということは、その抜けを誰かが補っています。
会議に出て、ぼーっと休憩させるなら、参加させないことです。
ちこちゃんに怒られて下さい!
「ぼ~っとしてんじゃないよ」
決議事項は議事録で伝えれば良いでしょう。
不明点は会議参加者に質問をさせましょう。
これで全て解決です。
それ以前に、上司が、意見を言わない人に意見を言わせる様に
育てていないことが問題です。
その上で司会進行がしっかりと舵取りをすること。
また、進行をうまくするには、会議の「事前準備」をさせることが重要です。
Cさん「会議中にその意見が出ればいいのですが
頭の中で整理しているうちに終わってしまうことがあります」
これは会議あるあるですね。私も後で気付くことが多く、悩みます。
これの解決方法は上に書いた様に「事前準備」に尽きます。
会議開催案内に検討事項を書き、それにどういうアイデアを持ってきて貰うか、を
示すだけで全く違ってきます。
会議開催案内をコピペで使い回しているようでは、良い会議はできません。
Dさん「言いたい事は言う方ですが、言い方は気を付けようと思います」
意見も言うがその言い方に配慮します、ということです。
配慮は重要ですが、
配慮>意見 ではなく
意見>配慮 です。
いろんな会議に参加しますが、意見を言うよりも忖度している人が結構います。
ストレートに伝えれば解りやすいのに、相手を立てようとする気遣いが却って
伝わらないことも多々あります。
会議の席では、忖度無し、上下関係も無く、みんなが「さん付け」という会社もあります。
会議において何が優先かをはっきりさせることが重要でしょう。
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