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【第437号】 鬼と仏

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【第437号】 鬼と仏

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鬼と仏は共存しています。

仏教語に「鬼手菩薩心」や「鬼手仏心」という言葉があります。

鬼のような恐ろしい手を仏の様に慈悲に満ちた心で振る舞う、という意味です。

よく外科医の施術にたとえられます。

外科手術は体を切り開き、臓物を取りだします。

まるで鬼のように残酷に見えますが、

患者を救いたい仏のような慈悲心に基づいているということ、です。

江戸期の蘭医である緒方洪庵の刑死した死体を医学研究のために

腑分け(解剖)する姿は「鬼手菩薩心」だったと思います。

365号に書いた坂田塾の坂田信弘氏も「鬼手菩薩心」の持ち主です。

【第365号のテーマ】 基準作りのための基本教育 Part1

警察官にも「鬼手菩薩心」が多いと信じています。

「鬼手菩薩心」は我欲ではありません。

人様優先だからこそ、できることです。

自分の知人や身内が人の道を外れそうになった時に

どう振る舞うか?

そこに答えがあります。

「鬼手菩薩心」してくれる人こそ、かけがえのない人と思います。

私の上司はいずれも「鬼手菩薩心」でしたね。

菩薩心よりも鬼心よりの人もいましたけど・・・

感謝で一杯です。

本メルマガをお読みの経営者、幹部の皆さんは如何ですか?

「鬼手」も振る舞わず、「菩薩心」も持てず・・・

これだと部下が可哀想です。

また「鬼手鬼心」も部下が可哀想です。

では「菩薩手菩薩心」はどうでしょうか?

もしこれで人が育つとしたら、それはみなさんのせいではなく、

部下が素晴らしいのです。

このように考えると「鬼手菩薩心」はとても大事な

「生き方」

です。

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