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【第454号】 経営者は社員の人生と会社の未来に責任を持て
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本メルマガでは、何度か坂田塾の厳しさについて取り上げています。
【第365号】基準作りのための基本教育 Part1
【第366号】基準作りのための基本教育 Part2
【第384号】耕す
【第407号】親が先に約束を破っていない？
プロゴルファーになりたい小中学生に対し、
坂田信弘氏は「鬼手菩薩心」で接しています。
365号に書いた【坂田塾 8ヵ条】を再掲します。
１．隠し事をしない。
２．嘘をつかない。
３．約束事を守る。
４．挨拶は大きな声できちんとする。
５．お礼状を書く。
６．ラウンド前30分、ラウンド後１時間はアプローチ・パターの練習をする。
７．スコアを誤記しない。
８．ゴルフノート・漢字・英語の書き取りを毎日する。
上5つはゴルフの技術には関係ありません。
ですが、プロゴルファーになる人間にとって、
もっとも重要な5つの基本として厳罰をもって氏は向き合います。
「私塾」ですし、入塾時の誓紙もありますので、体罰は当たり前です。
合宿の朝6時の集合時間に1分30秒遅れた小学6年生の女の子が
運動靴で叩かれ、その場で自宅に帰されます。
そうやって小学生の頃から鍛えられた彼らは
90%！
という合格率でプロテストに合格します。
坂田塾から89人、弟子を含めると104人の合格者を輩出し
11名がシード選手になり、賞金王も2名います。
古閑美保選手と上田桃子選手ですね。
2019年にプロになった安田祐香選手は小学3年生に入塾し、
一度も8ヵ条を破っていないとインタビューで言ってました。
小学3年生ですよ！
選手の才能もあるし、負けん気ややる気もあるでしょう。
ですが、何よりも指導者の鬼手菩薩心がこの結果を産み出しています。
しかも氏はボランティアで指導をしています。
会社経営者も管理職も同じでしょう。
従業員の夢をかなえ、幸せになってもらうために雇用をしているはずです。
氏と違って、役員報酬や給与、役職手当を貰っています。
報酬をもらっていながら、社員の人生に責任を持たない、なんて絶対にダメです。
407号で「親が先に約束を破る」と書きました。
経営者、幹部はもう一度読み直して、
まずは自分が率先して約束を守る様に自分自身に鬼手菩薩心で接してください。
それが
社員の人生と会社の未来に責任を持つ
第一歩でしょう。
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