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【第455号】 ナイチンゲールとドラッカーによる「ときめき経営」
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ある医療従事者に
「ナイチンゲールに学ぶ ときめきの経営学」 著者 松村啓史
を勧められました。
ナイチンゲール?
と思ったのですが、
病院経営をナイチンゲールとドラッカーを結び付けて語られていると聞き、
本メルマガ読者には医療介護系の方もいらっしゃるので読んでみることにしました。
ナイチンゲールを知らない人はいないと思いますが、
wikipediaより抜粋して紹介します。
イギリスの看護婦、社会起業家、統計学者、看護教育学者。近代看護教育の母。
「光掲げる貴婦人」、「クリミアの天使」と称されており、
病院建築でも非凡な才能を発揮した。
クリミア戦争での敵・味方の分け隔てない負傷兵たちへの献身や
統計に基づく医療衛生改革で著名。
国際看護師の日(5月12日)は彼女の誕生日である。
ロンドンの聖トーマス病院に付属してナイチンゲール看護学校を設立、
これは世界初の宗教系でない看護学校であり、
現在はキングス・カレッジ・ロンドンの一部となっている。
ギリシア哲学についても造詣が深く、
オックスフォード大学のプラトン学者、
ベンジャミン・ジョウェットとも親しく交流した。
看護師にとって神のような存在であることと
クリミア戦争の看護活動しか知らなかった私はこの時点で驚きです。
医療や看護業界の改革
教育
それらを哲学的思考で整理された著書はなんと150!にのぼります。
ドラッカーの3倍以上!
凄いです。
この本の冒頭に
経営は顧客を元気にすること
医療従事者は、患者の回復過程を支援して元気にすること
と併記してあり、この段階で、病院経営も会社経営も同じだな、と思いました。
続いて、元気になってもらうためには、
顧客や患者と接する第一線の現場スタッフが、
いつも瞳を輝かせて「さわやか」に「はつらつ」として元気でいることが必須、
とあり、かかりつけ医とそのスタッフがいつも元気がないので、
「この本を薦めたろ」と思いました(笑)。
医療現場も一般企業の就労現場においても、
スタッフが製品を作り、サービスを提供します。
そのスタッフに元気がなければ、製品、サービスが如何に優れていても
その製品、サービスがもつポテンシャル以上には力を発揮しません。
ところが、それを提供するスタッフが「さわやか」に「はつらつ」としていれば
ポテンシャル以上の力を出してくれるでしょう。
過日2日ほど、研修で大阪の道頓堀グループの「ブリッジホテル心斎橋」を
利用させていただきました。
リッツカールトンホテルよりも遙かにリーズナブルな価格で、
私の身の丈に合った極上の「居心地の良さ」を感じました。
そのポイントはこの書籍に書いてある内容と全く同じで、
顧客を元気にするために、できることをできるだけ「さわやか」に「はつらつ」とする
でした。
本当に良いタイミングでこの本を紹介して戴き、またブリッジホテルで体験できたと思います。
話を本の内容に戻します。
現場スタッフの元気と顧客・患者の元気の相乗作用で組織能力が日々進化し、
互いの満足が上がり続け、結果として業績が向上する。
著者はこれを「ときめき経営」と読んでいます。
経営を元気したければ、従業員だけが元気でも空回りします。
顧客だけが元気になっても、続けることができません。
双方が元気になるこの
ときめき経営
よいですね~。
無理をしない、ささない経営
仕事を嫌々しない、させない
「さわやか」に「はつらつ」とした経営
本メルマガで少しずつ紹介していきます。
お楽しみに~
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