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【第461号】 左手の自由と右手のリスク

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【第461号】 左手の自由と右手のリスク

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会社を変えたい、会社を強くしたい、良い会社にしたいとそちらに舵を取ると

最近会社が窮屈になった

自由がなくなった

という声が出ます。

当たり前やん!

今までのやり方では、通用しないから変革をしようとしているのですから、

やったことがないことをいろいろとしなくてはなりません。

窮屈になるのは当たり前です。

許されていた自由がなくなるのも当たり前です。

それが嫌なら、会社を去り、別の会社に行くしかありません。

会社レベルを落とせば、自由は増えるかも知れませんが、

会社レベルを上げると今以上に自由はなくなるでしょう。

であれば、起業するしかありません。

ところが起業しても人脈もお金もありません。

時間は存分にあるけどその時間を使う対象がありません。

これを自由とは言い難いです。

家族を持っている人は独身の時と比べてみましょう。

結婚すると独身の時ほど、お金も時間も自由に使えなくなり、

したいことも制限されます。

それが嫌なら結婚しなければ良いだけです。

不幸にも、結婚していて、自由になりたいと思うのなら、家を飛び出せば良いでしょう。

うるさく、煩わしい子供の声も嫁さんの嫌味や愚痴も飛び出せばありません。

その代わり、たくさんのコトを捨てなくてはなりません。

子供の笑顔や未来、親としての責任、家族との思い出など自分の自由と引き換えに、

覚悟とリスクを背負うことになります。

会社も同様でしょう。

窮屈は嫌だ、会社が変わるのも嫌だ、と自由であることを選択し、

これから何十年も今のままで良ければ、責任と覚悟は要りません。

その代わり競争力が無くなり、会社の生存率は低くなるでしょう。

当然、そんな会社では未来が不安になり、自由を感じることはありません。

自由は不思議です。

例えば自由を左手に持つと、右手に同量のリスクを持ちます。

±0のバランスとなります。

この状態になることを知らずに左手だけを見る人が多いです。

このバランスで「私は今日から羽根がはえた様に自由になった」

とは言えないですよ。

自由になることで背負うリスクがあると言う事は

リスクを回避するために自由を制限する必要がある

ということです。

制限は自由であるためのもう一つの重要な要素なのです。

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