・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第465号】 目標達成させる一番のポイント
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一番のポイントは
できるまでやらせる
これのみです。
ある営業部が今期の新規目標を達成するために、どうやって新しいお客様と出会うか?
ということを考え、自社でも展示会に出展しますが、様々な展示会に行き、
自分達が役に立てる機会を見つけるという作戦を実行しました。
本来なら展示会での営業活動は遠慮すべきですが、
「お役に立つためのご縁づくり」という目的で行っています。
ある展示会で名刺を50枚集めることを目標としました。
現実は厳しく、約30%の達成率でその日を終えています。
未達70%です。
作戦失敗です。
すなわち、その営業部には黒星がつきました。
黒星とは敗戦です。敗者です。
上司はプレイングマネージャーとして同行していますから、
途中で手を打たずに部下を敗者にしてしまいました。
部下を敗者にした責任は大きいでしょう。
何故なら
上司の仕事は部下に成功体験をさせること
だからです。
まず、最初に設定目標の名刺50枚が妥当だったのかどうか?
達成できない目標はモチベーションが下がります。
最初からできないと思った目標は絶対にクリアできません。
10時に展示会会場のゲートをくぐり、17時まで滞在する。
昼食時間を抜くと6時間です。
50枚÷3人÷6時間=2.7枚/人/h
20分で1枚の名刺交換となります。
ギリギリできるかどうか? でしょうね。
ですが、その間、会社では他の社員が休まずに仕事をしているのですから、
ギリギリの努力をして当たり前です。
30分で1枚とすると36枚です。
40枚を必達目標として、50枚は努力目標でも良いでしょう。
次に上記の目標をどうやって達成させるかの作戦を
部下と一緒に考えないとなりません。
その作戦計画をシミレーションして、ロープレもして、
不安があれば修正して、万全にする。
あとは当日、フルスロットルでやるだけです。
こういう状態にあるチームは達成率30%で引き上げて来ません。
40枚に向けて、1枚ずつ重ねて行きます。
その努力が報われ、必達目標を達成すればその次の
努力目標50枚を狙おうとするでしょう。
もし、最初の1時間で1枚も貰えなければ、
そこで作戦変更をしなければなりません。
PDCAのCAですね。
それをせずに、当初の計画通りにさせては、未達に終わるのは明白です。
そこでリーダーの存在が問われます。
目標を達成させて、部下を勝者にする。
リーダーはこの思いが強くなければなりません。
ですから、冒頭に書きました
できるまでやらせる
がとても重要になります。
人を導く立場の人はこれに対して「自分」に厳しくあるべきです。
テストの目標は100点です。
いつも70点の人は100点は「取れればよいな~」という目標にしています。
絶対取ったる、という決意にはしていません。
すなわち、自分の実力が70点としたら、
70点で良いと思うような人生を送ってきたことになります。
どうすれば、あと5点、いや10点取れないだろうか?
これを悩むことができる人が厳しい人になれます。
学生時代には70点でも「まぁいいか」と思っていた人も
人生においてはもう少し高みを目指しませんか?
人生は自己評価ですから、100点も可能です。
部下は上司を選べません。
自分の上司が100点を目指す人であって欲しいと願っているはずです。
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
メルマガ登録をよろしくお願いいたします。
メルマガ登録はこちらから
また、知人に本メールをご紹介をいただく際には
下記アドレスをご案内下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
メルマガバックナンバー一覧はこちら
https://km.kando-m.jp/news/
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆