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【第478号】 個性を尊重しているだろうか?

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【第478号】 個性を尊重しているだろうか?

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障がい者就労支援事業所の研修において、ある映画を鑑賞しました。

I AM SAM(アイ・アム・サム)

です。

2001年のアメリカ映画で、知的障害を持つ父親と幼い娘の愛情を

ビートルズの曲とともに描いています。

ストーリーを書くとネタバレとなりますので、ここでは触れません。

五体満足で健常者である自分が、気力を失ったタイミングで観ると

元気を貰える映画なので、今までに何度も観ています。

その度に涙が流れます。

涙とともにいつも考えるのが障がい者と健常者の共働社会のことです。

健常者から障がい者を見ると彼らはいろんなことに制限がある様に見えます。

そんな彼らを雇用し、一緒に働くとなると健常者のルールに従って貰う必要があります。

健常者ですら、社会や会社のルールを窮屈と思うことが多々あります。

そんなに型に嵌められたら、画期的な発想も生まれないでしょう、

言われたことを言われたようにやるだけの人間になるでしょう、

と思いながらも、ルール重視です。

障がい者は、健常者に比べて、ある能力は際立っていることが多い様に思います。

健常者の様に「忖度」や「空気を読む」ことが苦手というか、それがなく

自由に発想、行動をしていると思います。

それが彼らの個性であり、そこを伸ばしてあげて、社会や会社に役立てるようにするのが

彼らを雇用するということだと思うのですが、「型にはめる」ことが優先されます。

健常者ですら「型にはめる」ことを嫌がるのに、彼らにそれを要求することが社会進出である、

そこがどうも私にはしっくり来ません。

日本において障がい者雇用を本格的に取り組まれたのは日本理科学工業です。

「ルビコンの決断」で最初に障がい者を雇用した頃のことを描かれていますが、

2人の障がい者がチョークをいれた箱に封印のシールを貼ります。

それが歪んでいると注意を受けます。

このシーンを見て、私は違和感を感じます。

障がい者なんだから、歪んでいるのが普通。

それをきちんと貼るように指導をすることも重要でしょう。

そうすることで、売価通りの商品価値となります。

ですが、障がい者の作業なんだから多少の不具合があって、それで商品価値が下がっても、

それを理解して買ってくれる社会を作らないと障がい者の社会進出の入口は広がりません。

外国には、障がい者が作ったモノを先に買うことに価値ある、としている国があると聞きます。

障がい者の作業を健常者の作業レベルまで高めて、同じ価格で流通させる、

これはこれで訓練という意味で良いでしょう。

でも私は歪んでいても、障がい者が作ったということが価値となり、

同じ価格で流通できる国であって欲しいと思います。

それが個性を尊重することになると思います。

個性とはその人にしかないことです、

すなわち、人と違ったところが個性です。

一人よりできることも個性ですが、

できないことも個性です。

できないという個性をできる個性に高めないとならない。

これは窮屈でしょう。

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