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【第491号】 利き腕に何を持つか?
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善人と悪人は何が違うのでしょうか?
南蔵院の林覚乗ご住職は100%の善人もいなければ、100%の悪人もいない。
健全な心を50%、不健全な心を50%併せ持つのが人間。
健全側に1%プラスされた時に善人になり、不健全側に1%マイナスされた時に悪人になる。
このように言われています。私も納得しています。
ずっと健全側にプラスされている人もいれば、マイナス側にいる人もいますし、
プラスマイナスを行き来する人もいます。
では健全、不健全に人を導くモノは何でしょうか?
私は「損得」だと思います。
得をしたいが、悪いことをしたくない人は健全側にいます。
悪いことをしても得をしたい人は不健全側にいます。
この損得は金銭だけでなく、精神もあるでしょう。
一所懸命働いても今の暮らしは変わらないのであれば、適当に働いておこう。
これは損得判断で不健全側にいます。
今の暮らしが変わらなくても一所懸命働いて、世の中の役に立ちたい。
これは健全側にいます。
このように考えると利き腕に損得を持つ、すなわち人生の判断基準が損得であれば
善悪は二の次という生き方になるということです。
子供に世の道理を教える時に
悪いことをしても稼ぎなさい
人を蹴落としてでも良い結果を出しなさい
褒められるために嘘をつくことも大事だよ
なんて教える人はいません。
ところが、人は成長の過程の中で利き腕に損得を持つようになってしまいます。
それが不健全であることに気付くと周囲に感謝し、感謝されることが増え、
人生に幸せを感じる機会が増えると思います。
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