・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第505号】 子や部下に鬼手を要求するなら、まず自分が鬼になる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
454号 経営者は社員の人生と会社の未来に責任を持て
これの続編です。
坂田塾の坂田信弘氏は子ども達に
「坂田塾にいたらプロゴルファーになれる」
と約束をします。
子ども達は
「プロゴルファーを目指すなら毎日球を打つ」
ことを塾長と約束します。
塾長は50球でも100球でも300球でも自分が決めた約束を必ず守らせます。
ほとんどが250球か300球です。
小学生の体力ではそれが限界なのでしょう。
700球打つという子がいても、背伸びしたものは続かないのでやらせません。
絶対に続けられる球数を絶対に続けさせます。
絶対に続けさせるとはどういうことなのでしょうか?
インフルエンザでも体調が悪くても這ってでも練習場に来て打たせます。
毎日とは一年365日です。盆も正月も台風も大雪も関係ありません。
それを続けられた人間がトップアマとなり、プロテストに合格します。
一人だけ、300球以上をやらせてくれと言ってきた子がいます。
小学5年生の上田桃子が400球を打ちますと申告してきました。
先輩の中学生である古閑美保でも300球の時です。
氏「打てるのか?」
上田桃子「打ったら、プロになれるんでしょ?」
氏「なれる」
上田桃子「だったら、やります」
上田桃子は鬼手を手にすると決めました。
坂田信弘氏を信頼したからです。
氏はその信頼に対して、徹底的に指導しました。
ただ400球を打たせた訳ではありません。
小学5年生の覚悟に対して、氏も覚悟をもって向き合います。
スイングの手直しをとことん口を出し、手を出し、直させ、
言う事を聞かないときは殴りつけます。
そういう毎日をプロテストに合格するまで続けます。
この師弟の信頼と約束は本当にすさまじいものです。
鬼の世界です。
子や部下に鬼手を要求するなら、まず自分が鬼になる。
簡単になれません。
相当の覚悟が入ります。
親として先輩として上司として経営者として鬼の覚悟していますか?
☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆
メルマガ登録をよろしくお願いいたします。
メルマガ登録はこちらから
また、知人に本メールをご紹介をいただく際には
下記アドレスをご案内下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
メルマガバックナンバー一覧はこちら
https://km.kando-m.jp/news/
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆