現場力MAXメルマガ

【第518号】 上司の強みを使いこなす

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【第518号】 上司の強みを使いこなす

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドラッカーは「経営者の条件」で次の様に言っています。

組織といえども人それぞれがもつ弱みを克服することはできない。

しかし組織は、人の弱みを意味のないものにすることができる

競争力は「弱み」からは生まれません。

「強み」を磨くことです。

であれば、組織における「弱み」は課題として宿題にすべきですが、

「強み」こそもっと活用すべきこと、というのがドラッカーの考え方です。

ドラッカーの考え方を解りやすく解説されている藤屋伸二氏は

上司の強みを活かすことが部下として重要

と言われています。

最初、この一文を読んだ時にどういうこと?と思ったのですが、

社長でない限り、誰でも上司を持ちます、

その上司の弱いところ(上司が持つ不得手や上司との人間関係)を嘆くのではなく、

その上司が持つ強みを引きだして自分の成果としなさい、

ということです。

更に、その上司の弱みをあなたがカバーすれば、上司からの評価も上がり

組織として盤石の強みとなる。

ポイントは上司を使いこなすこと!

このように続きます。

更に氏は、

大きな強みをもつ人間は、同様に大きな弱みをもつ

会社は一人ひとりの強みを持ち寄って、大きな貢献をする場であり

弱みを中和して無害化する浄化装置のようなもの。

結局、現場マネージャーが求められるのは

上司やメンバーが強みを発揮できる土壌と機会を作ること、

と言われています。

よく理解できる説明ですね。

サラリーマン時代、上司に「君は困ったら呼び出すよな」と

笑いながら言われたことが思い出しました。

確かにそうだったな、と思います。

新規開拓のクロージングで自分の力が及ばない時は

役員同行で力を借りました。

酷いとき(?)には社長と役員を連れて、クロージングに行ったこともありました。

クレーム処理の時も自分でも何とかできそうだったとしても

誠意を示す方がベターな時は役員に同行していただきました。

結局、役員は「困った時には必ず、声を掛けてくれるから任せて安心」

と言ってくれました。

この信頼感は相互に重要です。

上司を使いこなす

気持ちが良いですし、良い結果になることが多いです。

上司との人間関係も良くなります。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

メルマガ登録をよろしくお願いいたします。
メルマガ登録はこちらから

また、知人に本メールをご紹介をいただく際には
下記アドレスをご案内下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg

メルマガバックナンバー一覧はこちら
https://km.kando-m.jp/news/

★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

PAGE TOP