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【第519号】 強みを発揮するマネジメント

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【第519号】 強みを発揮するマネジメント

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昨日はドラッカーの「上司の強みを使いこなす」考え方をお伝えしました。

本日は、上司が「組織または部下の強みを活かす」考え方をお伝えします。

これもドラッカー研究家とも言える藤屋伸二氏からの学びです。

第一に「人のできること」に注目する

弱みを考慮して、人を配置するとその組織は平凡もしくは平凡以下となる。

部下の強みを引出し、それを戦闘力とする。

自分が持っていない強みを部下から引きだすことがマネジメント。

第二に「人間関係」にとらわれない

会社組織は仲良しクラブではない。戦う集団である。

自分の好き嫌いや合う合わないで配置をしてはならない。

強みは得意という機能である。

その強い機能を組織内に組み合わせ、配置することがマネジメント。

第三に「成果」を要求する

売上は「正しい成果物」を収めて発生する。

プロセスが幾ら素晴らしくてもできあがりが悪ければ、売上にならない。

組織に対する要求も同じ。

プロセスも大事であるが、正しい成果があってプロセスが評価される。

成果が上がらないプロセスは、労力、時間、資金の浪費。

ここまでは氏の言われる通りなのですが、

強みは弱みと表裏の関係にあります。

強みを強化と言いますが、集中して鍛えることで強化することはできます。

しかし、ある程度まで強化された強みを更に強くするには

弱みを鍛え上げるしかありません。

ところが弱みの克服には時間も労力も掛かります。

なかなか目に見える成果が上がりません。

そりゃそうです。そもそも苦手なのですから・・・。

運転免許を取ることは時間とお金を掛ければ、多くの人ができます。

合宿免許などですね。

ですが、毎日通勤等で車の運転をしながら、一生無事故無違反で免許を返納

するのは極めて困難です。合宿したからと言って実現できません。

積み重ねないと身に付かないことは目に見える変化はありません。

昨日と今日のわずかな変化はほとんど感じません。

ですが、ほんの僅かでも積み重なっています。

一見、変化が見えないことに時間と手間を掛ける。

それが薄紙を重ねるということです。

アスリートで良い結果を出す人は、ある筋肉だけでなく、筋肉全体が鍛えられ、

トータルでバランスが良い上、強い考え方(目的意識と行動実績を重ねる)も持っています。

強い考え方を持つことが強みを伸ばし、弱みを克服できる道でしょう。

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