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【第525号】 競争力の身に付け方

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【第525号】 競争力の身に付け方

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524号の続編的な内容となります。

競争力はどうやって身に付けますか?

一朝一夕にはいかないことをみなさんご存知です。

本号では幾つかの方法をご紹介します。

まずはライバルを持つこと。

あの人には負けたくない。友人でも同僚でも良いでしょう。

競合する会社、手本とする会社などもあります。

比較して、優れている点、劣っている点を見つけ、

優れている点をさらにどこまでどうやって伸ばすかを考えます。

劣っている点も同様ですね。

次に計画を持つことです。

いつまでに、何をどのレベルまで高めるのか、です。

受験や資格試験では模試を受け、現在の自分の力量を知ります。

その上で希望の学校・試験の偏差値や合格点とのギャップを把握し、

それを埋める計画を立てます。

これらの試験には明確な合格ラインと期日がありますので、

計画という準備が非常に大切です。

受験勉強の苦労は「計画通り」に「期日」までに引き上げることでしたね。

3つめは「準備、実践、反省」の3点セットです。

上で準備には計画が含まれることを書きましたが、

準備で一番重要なのは予習です。

予習は理解のための手段です。

勉強だけではありません。

運動会では予行演習というのもありました。

舞台や音楽ではリハーサルが重要です。

物を作る前に営業と製造が打ち合わせることも予習と言えるでしょう。

予習という予見をすることで、トラブル等を未然に防ぐこともできます。

予習をして授業を受けると理解しやすくなり、授業に集中できます。

あらかじめ不明点が明らかになっているので、授業で聞き逃しません。

質問もできます。

予習をするからこそ、授業についていけないというリスクを回避できます。

授業が解らないのは教え方が悪い、

という前に予習をしていないことが多いはずです。

授業の理解度が上がると自信に繋がります。

その結果、復習の時間を短縮できます。

学校教育と仕事は違うと思っている人もいるでしょう。

その方は会議を思い出して下さい。

会議の開催案内に会議の目標やゴールが記されており、

宿題という準備を要求されていれば、会議への臨み方が違います。

上記の予習メリットの「授業」を「会議」に置き換えて読んでください。

ご理解いただけると思います。

予習をしたけれど、授業を受けなかったら予習の意味がなくなります。

復習もできません。

ということで、授業を受けるという「実践」が重要です。

解りきっていることですが、予習をせずに実践しても良い結果にはなりません。

仕事においては予習は計画・準備であり、授業が実践(実務)となります。

実務は計画・準備との差がないように行うことが基本です。

しかしながら、計画と違う状況になることもよくあります。

そこで重要なのが反省です。

何故、計画通りに行かなかったのか?

これを掘り下げなければなりません。

皆さんは学校でテストを受けた筈です。

採点された答案が返された時に点数を先ず見ます。

70点としたら、70点取れたと見るよりも▲30点を見ます。

どこが間違えていたんだ?

何故、間違えたんだ?

どう答えを書けば良かったんだ?

と疑問に思い、そこで正解を作ります。

これが反省という復習です。

次に自信が無かった箇所を見ます。

どっちかわからんけど山勘で選んだ・・・という箇所ですね。

山勘で選んでたまたま○が付いたことを確実に自分のものにする、

これも復習です。

復習は定着のための手段ですので、これらが重要です。

会社においては、計画差異分析が重要になります。

会議においては、前回議事録の決定事項をちゃんと実行したかどうかの

「議事録確認」が反省の場面となります。

せっかく会議で多数の人間が時間をかけたのに

それをやっていないことによる「ロスの責任」は極めて大きいのです。

それを無くすために「議事録確認」が重要となります。

如何でしたか?

学生時代の勉学、部活と社会人の生活はやっていることは違いますが

ほぼ同じ考え方で向き合えば良いことをご理解いただけだと思います。

私は学歴を重視しませんが、高学歴であるという事実は

それなりにすべき苦労と工夫をしないと手にできないので、

敬意を払います。

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