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【第532号】 意識と実践のギャップを埋めるための「経営道」
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従業員に以下のような質問をしたとします。
1.会社の経営状況に関心がありますか?
2.会社の業績向上に貢献したいですか?
3.業績の貢献に対し、会社はもっと創意工夫する必要がありますか?
4.経営理念や年度方針の実践は重要ですか?
5.会社には長期、中期、短期という明確な目標が重要と思いますか?
6.会社にもっと躍進的な成長を期待していますか?
7.働く上で、新たなことに挑戦することは重要ですか?
8.自分の仕事にやり甲斐を感じ、その仕事を天職と思いたいですか?
9.自分の仕事には価値があり、誇りに思いたいですか?
10.会社の発展があるから、自分と家族が幸せになる、と思っていますか?
おそらく多くの人が全てに「YES」と答えるでしょう。
では、次の質問にはどう答えるでしょうか?
1.あなたは、会社の経営状況を改善するために読書や勉強をし、日々実践していますか?
2.あなたは、会社の業績向上に提案をし、実際に成果がありましたか?
3.あたなは、会社業績の貢献に対し、日々創意工夫をしていますか?
4.あなたは、経営理念や年度方針の実践において、日々それを意識し、行動しましたか?
5.あなたは、自分の仕事において長期、中期、短期という明確な目標を持っていますか?
6.あなたは、もっと躍進的な成長をするために、日々自己研鑽していますか?
7.あなたは、自分の部署、仕事において、新たなことに挑戦しましたか?
8.あなたは、自分の仕事を天職と思い、日々やり甲斐を感じていますか?
9.あなたは、自分の仕事には価値があり、誇りに思っていますか?
10.あなたは、自分と家族の幸せのために、会社の発展を日々願い、仕事をしていますか?
この質問の多くに「YES」と返答する会社は素晴らしい会社経営をされているし、
素晴らしい人財を育成されていると思います。
株式会社長坂養蜂場様はパートさんであっても1以外は全部「YES」が付くでしょう。
1にも「YES」を付ける人もいらっしゃると思います。
※長坂養蜂場様の会社概要はこちら https://www.1183.co.jp/f/company
残念ながら「YES」が少なかった経営者の皆さん!
これが意識と実践のギャップです。
経営者も従業員も思いは同じなのですが、
日々の業務における実践が違います。
実践しない限り、思いは達成できません。
日々の作業に追われるので、経営理念やゴールドスタンダードの実践まで
手が回りません、という声が現場から出てくるのは当たり前です。
では、従業員はその状況に満足しているのでしょうか?
満足はしていません。
ですが、作業以外はやりたくてもできない、と思っていますし、口にします。
それを放置すると、いつまでも意識と実践のギャップは埋めることができません。
従業員が、銀行との付き合い方や財務関係の本を読むことはありません。
ですが、彼らは経営状況には、関心があります。
経営者が「風土作り」に巻き込めていないのです。
何のための経営をしていますか?
従業員に飯の種である作業をさせるために、
個人保証をして銀行借り入れをしているのですか?
違いますよね。
経営理念の実践のために経営をしているはずです。
私も経営者ですし、コンサルという立場でも、
従業員の声を聞いてあげたいと思う場面はあります。
ですが、聞いて良い場面と聞いてはいけない場面があることを知っています。
それを判断するのは経営者一人ひとりが持つ「経営道」だと思います。
意識と実践のギャップを埋める考え方が「経営道」です。
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