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【第536号】 ダメを押した上にもダメを押す
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松下幸之助氏ネタです。
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ダメを押した上にもダメを押す
皆さんは毎日、良品をつくることに、
不良のない物をつくることに
せいいっぱいの努力しておられる。
けれども、どこか注意の欠けるところがあるんではないか、
もう一つダメを押すということをしてないのではないか。
ときどきそういうことを感じますので、
今後はダメを押した上にもダメを押してやっていただくように、
特にお願いしたいと思うのであります。
(昭和44年8月10日 松下電器幹部社員への講話)
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良品を生産するための心構えを説かれていると思います。
松下電器さんの社員さんは幸之助氏に言われなくても
十分に日々の努力をされている筈です。
それなのにあえてこのようなことを伝える。
それが重要なのだと思います。
緊張というものは何もないと緩むものです。
物作りは技術で作りますが、その技術は人の上に宿る、という
松下電器らしい講話だと思います。
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