・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【第537号】　結果を出すから勝てる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いろんなことをシンプルに考えるときに「F1」で考えると答えが明瞭となります。

F1チームの目的は

自分達でマシンを作り、レースに勝つこと

です。

目的を達成するためには、優秀な人財と機材そしてノウハウが必要となります。

そのためには、莫大なお金を集める必要があります。

また、ホンダ、メルセデス、フェラーリ、ルノーの4メーカーがエンジンを

供給していますが、これらのメーカーとの関係性を強くしないとなりません。

エンジン供給メーカーは弱いチームを助けません。

関係性を良くするには勝つしかありません。

勝てないチームはエンジンも資金も人財も手にすることができません。

このようにF1は極めてシンプルです。

勝てるチームしか勝てないのです。

では2流チームはどうすれば良いでしょうか？

日本人ドライバーの持参金と引き換えにシートに座らせるチームがありました。

何とか単年度は戦えますが、成績はついてきません。

当たり前です。

早いという実力でF1ドライバーのシートを手にした人と

お金でその席を手にしたドライバーはどちらが早いかは言うまでもありません。

それ以上にチームの「勝つ」というモチベーションが高まりません。

早くもないドライバーのために誰が斬新なアイデアを出してくるでしょうか？

そのアイデアは他のチームに移籍した時のために温めておくでしょう。

また、一流のエンジニアは24時間365日をチームのために考えています。

しかし、自分が熱くなれないドライバーやチームのためにそんな時間を使うでしょうか？

1流チームと2流チームは勝負以前に答えが出ているのです。

では、2流チームはどうすれば突破できるでしょうか？

選択と集中です。

1流チームは全体に予算配分できます。

2流チームは自分達の強みや弱みのどちらかを強化する、しかありません。

その結果が吉とでれば、人とお金が「期待」されて集まってきます。

世の中には1流になろうと必死に頑張っている、もがいている2流を

応援したい人もたくさんいます。

その人達が自分達を集中して応援して貰うように結果を出す。

これで1.5流チームになれます。

そこから1流になるか、2流に落ちるか？

それを判断されるのは「戦績」だけです。

結果を出すから勝てるのです。

F1の経済は本当にシンプルです。

小規模事業所や零細事業所はなかなか良い人が来てくれない、と嘆かれます。

採用費用を考えるとその気持ちは痛いほど解ります。

しかしながら、この結果は今の御社だからこそ起こっている事実です。

会社が勝者になるにつれ、必ず良い人が集まってきます。

それまでは、F1の経済を考えて、堪えてください。

必ず突破できる日がやってきます。

☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆

メルマガ登録をよろしくお願いいたします。
メルマガ登録はこちらから

また、知人に本メールをご紹介をいただく際には
下記アドレスをご案内下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg

メルマガバックナンバー一覧はこちら
https://km.kando-m.jp/news/

★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆