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【第577号】 意思表示の口癖
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本日は、576号の続編です。
3号連続で癖ネタになっていますね。
下記は例え話です。似た事例と思われてもそれは御社の事ではありません。
営業会議の席上で
週に10件新規営業電話をかけたいと思います、と口にする人がいました。
上長より「言いきって下さい」と言われ
週に10件新規営業電話をかけます、と言い直されました。
「~たい」も「思う」も角川学芸出版の「基礎日本語辞典」では
希望、願望をあらわすとあります。
ということは、営業電話をすることを希望、願望として口にしただけで、
行動を約束したものではありません。
故に、上長は「言いきって下さい」とたしなめます。
次の営業会議の席上で、新規営業電話の件数を5件と発表されました。
10件の電話をする言いきっているにも関わらず、5件しか行動していません。
どうしてこのような事になったのでしょうか?
この方は上長に言われて言いきりましたが、
本音は「~たい」や「思う」という願望のままなのです。
だから、言動が一致しません。
本気で10件電話しようと思う人は最初から「10件かけます」と言いきります。
かけれたら良い、かける予定、時間があればかける、と考えている人は
言いきりません。
重要なのは、行動目標を口にすることではなく、
口にする前に心の中がその意思で固められていることです。
これができている人は上長の行動管理は不要です。
できていない人を行動管理しなくてはなりません。
何のためにそれが目標となったのか?
これを大切にしている人は目標達成に向けて、自ら努力を重ねます。
同様の事例があります。
改善提案書の提出枚数目標が決められています。
その目標は達成しているのに、
実際の改善行動が提出枚数とイコールになっていません。
これは提出目標をターゲットとし、改善するという目的を重視しないからです。
書いたら終わり、提出したら終わり、会議をしたら終わりではありません。
書いてからがスタート、提出してからがスタート、会議をしてからがスタート
このような企業文化を作っていきましょう!
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