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【第605号】 わかってくれない
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わかってくれない
この言葉はよく使われます。
社長は従業員の気持ちをわかってくれない
主人は私の苦労をわかってくれない
お父さんは私のことをわかってくれない
如何ですか?
逆のわかってくれる、と言われる場面の方が少ないですよね。
わかる、ということは理解するとは少し違います。
数式や漢字は理解できても、
数式の根拠や漢字の語源をわかっている人は少ないです。
冒頭に、わかってくれることよりも、わかってくれないことの方が多い、
と書きましたが、人の悲しみについてはどうでしょう?
人の悲しみを理解できる人が大半ですが、
その人の悲しみを自分のことのようにわかる人は少ないです。
何故なら、当事者ではないからです。
誰もが歯の痛みを知っていますが、
今、歯が痛くない人は歯の痛みの記憶はあっても、
どんな痛みだったを今感じることはできません。
交通事故で流れる血を見て、身体がぶるっときて、目を背けるのは、
頭で理解するのではなく、感情が痛みや悲惨さをわかったからです。
このように、わかるとは感情が捉えることです。
冒頭の3つの事例は、相手が共感してくれることを求めているのです。
人の話を聞いているうちに、自然とその人の心の感情と同じようになる、
これが、わかるです。
まずは、しっかりと話を聞く。
そして、相手の心にある感情を考える。
そうすることで、理解するからわかるに少し変わると思います。
この少し変わるだけでも、相手は嬉しいと思ってくれるでしょう。
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