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【第630号】 マーケットインとプロダクトアウト
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またまた数字の話です。
ホームセンターの開発担当をしている時のことです。
出店候補地として出てきた物件やこの地域に出店したいときは
市場調査が欠かせません。
様々なマーケットリサーチを行います。
どういう数字を見つけるか? その数字から何を見るか?
膨大な数字資料から未来を予測します。
広告業の時も数字がいつも側にありました。
費用対効果調査、商圏調査、顧客満足度調査など
すべて数字です。
ホームページの管理も数字が欠かせません。
訪問者のアクセス状況を解析すると
訪問者数、新規訪問者の割合、リピート率、
一人の訪問者が何ページ見ているががわかるページビュー、
サイトの滞在時間、一番よく見られているページ、
PCとスマホではどちらからのアクセスが多い
など全て数字が示します。
これらの市場から得る数字を手がかりとして、
商品企画や開発を判断することがマーケットインです。
これとは逆にプロダクトアウトは、事業や商品・サービスに
提供側が想いを込めたり、こだわることです。
数字とは逆に感性が重要です。
出店も広告もホームページも共通項があります。
提供したことへ反応をしてくれるのは誰?
です。
反応が多ければ成功です。
しかし、多い=良いではありません。
音楽や本、芸術を考えてください。
売れたものが良いではありません。
確かに悪ければ売れません。
しかし、良い悪いは商品・サービスの購入者が決めることです。
メーカーや提供者の想いを受けとめて
購入される方もたくさんいらっしゃいます。
売れないから安売りをして、数字をあげて成功した例もあります。
売れないけれど、ぐっと我慢して、想いを伝え続けて、
やがて成功した例もあります。
前者は他社が同様のことを仕掛けてくると破綻することがあります。
後者は自分達が自社の商品・サービスに手を抜いた時に破綻します。
私はマーケットインの数字を大切にすることも好きですが、
プロダクトアウトのどれだけ想いを込め、こだわることがより好きです。
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