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【第643号】  新入社員でも社長にものが言える気風を

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【第643号】  新入社員でも社長にものが言える気風を

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松下幸之助氏ネタです。

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新入社員でも社長にものが言える気風を

一般社員が主任、課長、部長を超えて、

直接重役や社長にものを言っても、

そのために課長や部長の権威が損なわれることを決してありません。

もし課長や部長がそのように考えたり、逆に一般社員が、

そういことをしたら主任や課長のご機嫌を損なうのではないかという

おそれをもったりするとすれば、

それはもう硬直化を起こしている姿だといえましょう。

(「経営心得帖」<PHP研究所> 昭和49年7月)

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【第632号 組織の官僚化は経営の最大の敵である】

【第632号】 組織の官僚化は経営の最大の敵である~松下幸之助~

これの続編と言えます。

語られた昭和50年前後は年功序列の世界であり、

組織の上の人の命令は絶対であり、

意見具申もなかなか言いづらい時代です。

ましてや、上司や先輩を飛び越えて意見を言うなどは

「ありえない」ではなく、「あってはいけない」時代だったでしょう。

特に戦前からの企業には、

まだまだ軍隊のしきたりが色濃く残っていた時代です。

因みに、私が社会に出た頃の外部研修には

「軍隊式教練」を経験させる研修があり、そこに行ったことがあります。

野球部や寮生活で先輩からの理不尽な経験をしていた私でしたが、

規律に対する「超人的な厳格さ」には降参しました。

話を元に戻します。

昭和50年頃には、上述の様に自由に意見を言えない時代故に

氏は警鐘を鳴らしているのです。

氏や本田宗一郎氏、ダイエーの創始者 中内功氏も同様ですが

積極的に現場に行き、現場で働く一般社員やパートさんと

会話をしていたそうです。

それがとても楽しみだった、と皆さん言われています。

自由に意見が言えることを大切にされた証でしょう。

昭和も平成も過去となった、令和の時代に

未だに「俺を飛ばして言うな!」とか

上司としての「権威」を大切にする人がいます。

口先でものを言う人ほど、そういう人が多いですね。

背中で語れる人になりましょう。

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