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【第649号】 勇気~本田宗一郎~
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本田宗一郎氏の「私の手が語る」からの抜粋です。
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勇気
私はほんとうの勇気というものについて、次のように考える。
勇気というのは強いからとか、勇ましいから勇気があるというのではない。
たとえ、自分にとってどんな不利な結果になろうとも、
自分が真実であり、妥当であると考えたことを認め、
それに賛成することこそが勇気である。
私はそれを勇気と称したいのである。
いつ、どこで、誰でもが納得できること、
そういう理想を追ってゆくことは、なかなかたやすいことではない。
人間は所詮、私利私欲もあり、好き嫌いもある弱い存在である。
あくまでも、固さ一点張りでやってゆけないところに
人間らしさがあるのだ。
卑小で弱く、悪いほうへは傾斜しやすい人間であるからこそ、
自分の生き方の中に、目標や理想をもっていたほうがいい。
その理想が「いつ、どこで、誰でも」の原則であり、
ほんとうの勇気にとって
欠かせない考え方であるといいたいのだ。
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先日、設立10周年を迎えた顧問先の経営者は、
ここ数年本当に悩み、苦しんでおられます。
自分が理想とする社会貢献をするための会社経営に
一部の従業員が退職という反発をしてきたからです。
わかってくれない
とは言われません。、
わからせることができない
とご自身を責められます。
理想を諦めたら、ご自身も従業員も楽になります。
しかしながら、その道を選択されません。
なぜなら、経営者として進みたくない道だからです。
私はこの経営者を本当に尊敬します。
勇気ある経営
きっと本田宗一郎氏も
天国から温かく見守り、応援してくれているはずです。
隣では松下幸之助氏も
仕事には哲学を持ちや~、立志やで~、自信を持ちや~
と言われているはずです。
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