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【第654号】  部下を育てる時にやってはいけない脳科学上の重要ポイント

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【第654号】  部下を育てる時にやってはいけない脳科学上の重要ポイント

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人は褒められている人、愛されている人をみていると

嬉しくなりますし、自分もそうなりたいと願うものです。

逆に、叱られたり、酷い仕打ちを受けている人をみていると

そこには同情や哀れみ、恐怖が生じ、

自分にはそのようなことが起こって欲しくないと願います。

また、職場での努力は喜びや評価、賞賛で報われたいものですが、

自分はさほど努力していないのに、

他人が努力した結果、手にした表彰や昇格を賞賛しながらも

妬んだりします。

ところで、ひどい失敗やルール違反で

何らかの処分を受ける人をみるとどう感じるでしょうか?

「当然の帰結」と思ったり、

嫌われている人であれば「ざまあみろ」という感情が生じたり、

「そこまでしなくても・・・」と擁護するような感情もあります。

経営者や上司にしてみれば、本人に強く自省をしてもらいたい、

また社内全体を引き締めるための「やむを得ない処置」であっても

社員や部下は被害者に同情するような空気が生まれるものです。

社員や部下は信頼されているからこそ、一所懸命頑張ります。

ところが、上記の様な処置をみると

明日は我が身?

という信頼とは逆の不安が生じます。

たとえ、処罰を受けることが当然であったとしてもです。

このような処罰は当の本人は理由もはっきりしており、

次に起こしたときのおびえは「意識下」にしっかりと刻まれます。

ところが、周囲の人は当の本人がしたことへの理解と

会社の処罰への納得のバランスが揺れているので、

「無意識下」に自分では気付きにくい「おびえ」が出てきます。

この無意識下のおびえは脳科学上、うまくコントロールできないのです。

このように、厳しい処置をする際には、

当の本人への説明以上に周囲への説明が重要です。

このことを忘れない様にしましょう。

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