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【第656号】  無いことに気づくことが差別化のポイント

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【第656号】  無いことに気づくことが差別化のポイント

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業務改善や改革は既にあるものをより良くするために行います。

ライバルとの差別化も同様です。

ライバルの提供する商品、サービスに自社ならではのプラスαを加えることで

差別化となります。

ところが、解っていてもなかなか難しいものです。

自社だけでなく、ライバルも考えているのに

同じ様な商品、サービスに留まっていることがその証拠です。

では、どうすれば差別化となるポイントを見つけることができるでしょうか?

無いことに気づくこと

です。

どういうこと?

と思われたでしょう。

例えば、顧客の声は要望が顕在化したものです。

顕在化していない要望はたくさんあります。

それを私たちは知りません。

開発者も顧客も気づいていない改善点ですから知らなくて当然です。

この顕在化していない、潜在要望を発見することが無いことに気づくことです。

発見することは極めて難しいでしょう。

しかしながら、使用者や利用者さんの行動を観測していけば、

不便、不満を見つけることができる筈です。

昭和の時代は、車のエンジンをかけるには、

ポケットや鞄の中からキーを取りだし、

ドアのキーシリンダーに差し込み、解錠し

ハンドル横のエンジンキーの鍵穴に鍵を差し込み、

キーを回してエンジンをかけました。

今の時代は、ポケットや鞄の中にキーがあれば、

ドアハンドルを握るだけでドアが解錠され、

エンジンスタートボタンを押せば、エンジンがかかります。

市場に無いニーズを製品化した例と言えます。

私が裏方をしているAPRAという勉強会に参加している企業は

環境整備という業務改善に取り組んでいます。

その取り組みによって、「より良くするための着眼センサー」が磨かれます。

その結果、無いことに気づく力が育っていきます。

環境整備に取り組み企業の業績が良いのは「創意工夫力」が高いからです。

※APRA活動はこちらからどうぞ

https://apra.jp/

※環境整備等の活動状況はこちらからどうぞ

https://apra.jp/kansai_gyouji-houkoku/
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