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【第659号】  コミュニケーションの第一歩は雑談

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【第659号】  コミュニケーションの第一歩は雑談

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コミュニケーションは相互理解、意思疎通、そして確認が目的です。

様々な企業を見てきて、また自分も苦労した結果を以下に纏めます。

コミュニケーションがイマイチな企業は、

ミスが多い、無駄が多いなど、生産性が上がらないことが多いと思います。

コミュニケーションが良いといわれる企業でも

同部署、同世代、同性間は良いのですが、

他部署や上司と部下、男性と女性、シルバー人材と若者との間はまだまだです、

という声を聞きます。

また、社員数が50名以下の企業で、会議が多い、提案は書類や稟議書で・・・

という企業もコミュニケーションがイマイチとなる要素があります。

更に、仕事が終わったら、ロッカールームで雑談せずにさっさと帰りなさい、や

飲み会、社内イベントが少ない企業もイマイチだと思います。

こうやって振り返ると

互いに胸襟を開いていない

ことが根っ子にあると言えます。

他部署や上司と部下、男性と女性、シルバー人材と若者との間で

胸襟を開くことはきっかけがなければ難しいです。

私の場合、部下の趣味(バイク、釣り、スポーツ、麻雀など)を一緒に楽しんだり、

ボーリング大会、お花見などでその機会を作りました。

私の顧問先では、シルバー人材さんに人生経験や学びを若者に披露していただく、

という研修機会を作ったこともあります。

社員数が多ければ、会議の回数が増え、提案は書類や稟議書が必要となります。

社員数が少ない会社であれば、それらは本当に必要でしょうか?

上司と一緒に社長の机の前で、言葉と表情のキャッチボールをすれば、

そこで胸襟を開くことができます。

OKとダメを表情を見せながら示すことができます。

私は、稟議書を書くために調査をし、資料を作成し、

結果、保留のハンコが押されたものを見た途端、

胸襟を開くとは逆の心理によくなっていました。

最近はコロナで難しいですが、ロッカールームに机、椅子、冷蔵庫を置いておき

仕事が終わったらビールを飲みながら雑談をする、ことも機会となります。

会社や仕事、同僚、取引先へのマイナス言葉が出るかもしれません。

しかしながら、それを恐れるよりも社員同士が胸襟を開くことを選択すべきです。

そもそも私もそういう場所でマイナス言葉を出していました。

それを止めることはできません。

そこで、私は自分のお金でビールやつまみを用意してロッカールームに置いておきました。

役職手当はこういう使い方をするべきと尊敬する上司に教わったことがきっかけです。

これは、ホームセンター時代からずっと続けてきたことです。

部下は、毎回私の用意した酒とつまみで私の悪口を言っていた筈ですが、

ガスはたまに抜かないと爆発します。

私の悪口でガス抜きになるのであれば、大いに結構なことだと思います。

このようなことを重ねていると誕生日に

日頃のお返しです、と割と高価なプレゼントを貰ったことがあります。

人は解ってくれるものです。

ある日、

昨日、ロッカールームで酒を飲みながらワイワイやっているときに

良いアイデアが出たので聞いて下さい、

とデスクの前に数人がやってきて、良い提案を貰ったことがあります。

仕事にプラスになる話だけしろ!

では、絶対に出てきません。

雑談の中に、アイデアは眠っています。

その雑談を大切にする姿勢を見せれば、人はそれに応えてくれると私は信じます。

胸襟を開く

ためには雑談を奨励する。

コミュニケーションの最初の一歩だと思います。

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