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【第69号のテーマ】 台湾訪問
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APRA国際交流会で約1年ぶりに台湾を訪問し、
台湾の企業との交流が刺激となりました。
※APRAについてはこちらから http://apra.jp/
※今回のスケジュールはこちら http://apra.jp/2019kokusai/
私は28日の企業訪問、合同研修、APRA国際会議、再見パーティ
翌日の有志による企業訪問のみの参加となりました。
僅かな時間しか台湾企業の経営陣と触れ合うことしかできませんでしたが、
大きな学びがありました。
日本から見ると台湾は少し下の弟、ベトナムは末弟の様な印象があります。
でもベトナムから見ると日本も台湾もずっと年上の兄でほぼ同格の様に見えます。
実際に台湾の街を歩くと日本と変わり有りません。
文化レベル、トレンド、ファッションなど聞こえてくる言葉と
目に入る文字以外は完全に日本と同じです。
ところが、台湾人は見ているものが違います。
多くの日本企業は日本国内を市場としています。
中小企業、特に零細企業でグローバルな世界で商売をしている企業はあまり見られません。
ところが台湾は中小零細企業でも世界を見ています。
29日に訪問した金属加工のFORGIO(フォージオ)様 https://www.forgio.com.tw/
は従業員がわずか10数名の零細町工場でありながら、
日本だけで無く、イギリス、オーストラリア、ドバイなどから
受注をしています。
海外からの受注品は下請け品ではなく、
自らが企画開発・設計したオリジナル品です。
日本はかつて大きな国内市場を持っていましたが、
今は少子高齢化社会で市場がどんどん縮小しています。
それなのに、未だに国内市場しか見ていません。
台湾は日本の4分の1以下のの人口ですから、最初から海外市場を見ています。
ですから、経営者と話をしていると「グローバル」、「マーケティング」という
言葉が出てきます。
また、どこの国の景気が良い、為替や関税がどうこう・・・
こういう会話が中小零細企業の経営者の口から聞くのです。
対して、日本企業は「自社製品」、「自社技術」という言葉が多いです。
口にする言葉を変えないと見えるものも見えてきません。
1日も早く、海外展開を考えるべきです。
私が事務局長をやっているAPRAでは会員を募集しています。
まずは、2020年新春に開催される下記セミナーへのご参加をしませんか?
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