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【第693号】　幸せをつかむとは？

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誰もが幸せになるために生まれてきたと思います。

誰もが幸せになりたいと思うから、日々の苦痛にも何とか耐えていると思います。

このように考えると「幸せをつかむ」とは、未来への期待と言えるでしょう。

ずっとこのように思っていました。

ところで最近のウクライナ情勢を見ていて、

ウクライナの人は「幸せをつかむ」や「幸せになる」ことは考えていないのでは？

2月24日以前の何もない平凡な日常こそが幸せだった、

大きな苦痛と思ったこともとても幸せ！と思ったことも

今に比べると些細な事だった、とこのように感じられているのでは？

と思うのです。

こう考えると幸せは未来にあるのではなく、

何もない日々であっても懸命に生きていることが幸せであり、

それを重ねた後に過去を振り返って幸せを感じるのだと思います。

人生において最高の伴侶を得て結婚した日、

幼い頃から憧れていたスーパーカーを手にした日、

とても大切な従業員と一緒に上場することができた日、

こういう人生における特別な日を迎えた時に幸せをつかんだと思いますが、

過去の頑張り、精進がその日を迎えることができた一番の要因です。

ということは、幸せをつかむとは

日々、懸命に生きた結果

神様からご褒美を戴ける

ことだと思います。

それを踏みにじる露国の行為は神様をないがしろにしています。

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