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【第708号】  情報を正しく判断する

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【第708号】  情報を正しく判断する

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高度情報化社会の今、情報を正しく判断する能力が求められます。

では情報を正しく判断するためには何が必要でしょうか?

それは

正しい情報を見つける能力

正しい情報か誤った情報を見極める能力

でしょう。

とくに誤った情報を見極める能力は重要です。

皆さんはヤフオクの評価やアマゾンのレビュー、食べログなどの評価で

マイナスが気になるはずです。

95%の人が良い評価をしていても5%の悪い評価が気になりますよね?

ところが、学校のテストで95点を取ったときに

不足している5点をダメと言われたら嫌ですよね?

95点も頑張って取ったのに!となる筈です。

良い評価が多いことを見るのと悪い評価だけを見るのは違います。

良い評価の中に悪い評価がある、と見るべきです。

これが正しい情報の見方です。

そもそも95%の良い評価は、赤の他人の価値観も感性も違う人の評価です。

良い評価が多いから良い、という多数決的な判断ではなく、自分で判断すべきです。

自分の買い物は自分の審美眼に従うべきです。

そのためには審美眼を常日頃から磨かないとなりません。

その近道は正しい情報を収集する癖付けをすることです。

話を戻します。

95%の良い評価は赤の他人の評価ですから、

5%の悪い評価も同じ様に見るべきです。

5%の悪い評価が偶然なのか、その出品者や商品に固有の問題なのか、

それを見極めましょう。

これが悪い情報の中にある正しい情報を探すことになります。

ヤフオクの評価やアマゾンのレビュー、食べログなどの評価の様に

良い評価も悪い評価も同列に並んでいると判断しやすいです。

ところが、ニュースはどうでしょうか?

いじめで自殺したり、飛行機が落ちたり、

悪いニュースは各局で取り上げますが、

今日も友だちと仲良く過ごしました、今日も無事に飛行機が飛びました、

という良いニュースは全く報道されません。

日常の中の良いことは当たり前で、

悪いことはイレギュラーなので注目率が高くなり、

結果的に視聴率が上がるから・・・・というのもありますが

人の関心は「ネガティブ」にあるからです。

ピカピカの新車を買ったそうよ、という情報よりも

ピカピカの新車が全損したそうよ、という方がニュースになります。

ねたみが人の不幸を喜ぶことになった・・・という訳ではありませんが

ネガティブに関心を寄せる「ネガティブ本能」が人にはあります。

危険やリスクに備える本能が悪い情報に対する関心度を高めるのです。

良いニュースよりも悪いニュースの伝播速度が速かったり、

どんどん情報が悪い方へ加工されるのもこの本能によります。

社内において、このネガティブ情報を正しく集めることが

経営者や管理職の重要な仕事となります。

ところが、このネガティブ情報は

人によって「ネガ」に対する感性や対応が違うため

加工されやすくなります。

みんなが言っていないのに「みんなが言っている」という情報操作

そんなに怒っていないのに「めっちゃ怒っている」という感情操作

これは報告しないで良いだろう、という情報隠蔽

ポジティブ情報は感情を加えたり、報告不要と判断しても

事故にはなりにくいですが、ネガティブ情報の扱いは注意してください。

事実を感情や憶測を加えず、ありのままにすべて発信する

そして、聞き手も感情を加えずに素直に聞く

これが重要でしょう。

追記

私はNHKも含め、テレビ報道や新聞はネガティブ本能寄りであったり、

情報に視聴率や広告主への配慮、出演者の忖度があると思って接しています。

そこでヤフーニュースの読者コメントを情報として重視しています。

閲覧者の所感も加わっていますが、

ニュース番組やワイドショーよりも事実に近いと感じます。

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