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【第82号のテーマ】 コミュニケーションにスキルは必要ない
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仕事柄、コミュニケーションについての相談が多いです。
どうすれば、うまくコミュニケーションが出来ますか?
何かコツのようなモノがありますか?
どういうやり方をすれば良いでしょうか?
こんな感じです。
そもそも人と人がコミュニケーションを取るのにスキルは必要でしょうか?
スキルが必要と思った瞬間にコミュニケーションが出来なくなるのでは?
と思います。
あるべき論やマニュアルに従わなくてはならなくなって、
コミュニケーションが下手になっていませんか?
言葉が通じなくても気持ちで伝わることがよくあります。
通訳を介して、外国人と話す場面でも、
こちらが神妙な面持ちで話すと通訳される前に場の空気はそのようになります。
逆に冗談は通訳前に意味がわからなくても笑ってくれます。
コミュニケーションが苦手な人は話す言葉の選択の前に
「気持ち」を選択しましょう。
後に続く言葉はたどたどしくても気持ちが伝わればヨシとしましょう。
コミュニケーションはスピーチでは無いのですから・・・。
ポケトークなどの翻訳器を使うと会話はできます。
でも何時間話をしていても楽しいとはなりません。
だんだん苦痛になります。
やはり「気持ち」が伝わって、初めて楽しいとなると思います。
同様に、日本語で話していても楽しくない人が
相手の言語で話しをしても相手を楽しくさせることができるでしょうか?
否でしょう。
お互いが楽しくなければ会話は弾みません。
台湾で旧知の人と話をした時はとても楽しかったです。
でも昨日初めて会った様な人は、挨拶+お互いの仕事の説明程度で
話すことが無くなります。
ということは、会話が上手下手よりも自分の話に人を喜ばせる価値があるかどうか?
これこそ重要でしょう。
すなわち自分の話す内容が相手にとって価値があることが大切だと思います。
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