・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【第84号のテーマ】 やっぱりドラッカー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が定期的に同じ本を読み、同じDVDを繰り返し見る
一番大切なコーチはドラッカーです。
今回はドラッカーの有名なフレーズ「顧客の創造」を復習しました。
事業の目的は利益を出すことではなく、顧客を創り出すことです。
利益は売上の中にあります。
売上は顧客がいなければ発生しません。
だからこそ、事業の目的は顧客を創り出すことなのです。
ところが取締役会議や営業会議で語れる際には「売上目標」の
達成率や差異が中心となっています。
取締役会議では、具体的な顧客名は出にくいでしょうが、
どのような顧客に対して戦略を立てていくのかは重要です。
営業会議では、具体的な顧客名が出てこないとダメでしょう。
また、会社組織は自身のために存在するのではなく、
社会や個人のニーズのために存在します。
自社の商品、サービスを買ってくれる人を持ち続けるにはどうしたら良いか?
ドラッガーは次の様に言っています。
顧客の創造とは
「すでにあるニーズを満足させるための商品、
あるいはニーズそのものを産み出すような商品を提供することで
顧客に満足を与え続けること」
具体的なプロセスは次の様になります。
1.人々が気づいていない(自覚していない)ニーズを探す
↓
2.それを満たす手段を提供する
↓
3.新しい市場が生まれる
市場(顧客)は会社が創るものです。
潜在的なニーズはそれを満たす方法が提示されて初めて認識されます。
iPADが欲しいと人が思うのはiPADが発売されてからです。
最後の一文はグッと響きませんか?
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
知人に本メールをご紹介をいただく際には
下記の登録フォームをご利用下さいませ。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★