【第860号】 片思いと愛情
たくさんの社長が同じ悩みを抱えています。
社員になかなか思いが伝わらない・・・。
従業員も社長へ思いが届かない・・・。
これって皆さんも経験されたことがある「片思い」と同じですよね。
自分の片思いは苦しいまでによく解りますが、
他人が自分に寄せている片思いには気づきにくいです。
自分が好きな人に嫌われているとは思いたくないので、それにも気付きにくいです。
一番「思いの深さ」に気付きにくいのは、
自分が嫌いな人に好かれていることでしょう。
プライベートでもこのような状況ですが、
会社でとなると「上下関係や指示命令」があるので更に気付きにくいと思います。
冒頭の「従業員への片思い」、「社長への片思い」は恋愛感情ではありません。
「解ってくれない」片思いです。
不倫のように「求めてはいけないものを求める」片思いでもありません。
「振り向いてくれない」片思いではなく、心が近寄ってくれない片思いです。
この悶々とする思いを解決するにはどうすれば良いでしょうか？
すべてを包み込む「愛情」でしょう。
アドラーが下記の様に言っています。
愛の課題とは、自分と同じか、それ以上に相手を優先することで成り立つ親密な関係
社長は、自分以上に社員を愛しているか？ いついかなる時も相手を優先しているか？
難しくても出来ないときやことがあっても、これを問いかけ続け、
社員は、プライベートな自分よりも会社、仕事、仲間を愛しているか？
いついかなる時も自分や自分の仕事よりも相手や相手の仕事を優先しているか？
実際には自分の仕事は責任を果たす必要があるので、
相手の仕事を優先できないことが多いかもしれません。
しかしながら、自分の責任を果たしながら、
相手の仕事を自分の仕事と同じ様に気に掛けることはできます。
わたしわたし、オレオレにならずに相手を優先することができる、
これが愛情でしょう。
道路や鉄道での譲り合いもモラルやルールだからではなく、
他人への愛からスタートしているはずです。
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
本ブログはメルマガで配信されます。
ご希望の方は下記の登録フォームをご利用下さいませ。
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=afspwg
★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆☆★
☆★☆★☆★「オールインワン」コンサルティングのご案内☆★☆★☆★
●「経営者のメンター」
●「経営戦略の立案とその実行サポート」
●「成果に直結する管理職のマネジメント及びチームビルディング能力向上サポート」
●「働きがい、やり甲斐に繋がる組織・風土及び社員の人格作りのサポート」
●「営業やマーケティングの成果倍増アドバイザー」
これらが一つになったコンサルティングメニューがスタートしました。
これによって、御社の現場力を倍増させ、人財育成と業務成果を高めます。
また、上記から、重要度の高いものを選択して、経営改善するコースもあります。
詳しい内容は下記をご覧下さい。
