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【第894号】 クレドが浸透しない理由

【第894号】 クレドが浸透しない理由

 

クレドとは、従業員が心掛ける信条や行動指針のことです。

従業員全員が同じ様な規範で思考や行動をして貰いたいということで

クレドを導入している企業は多いです。

ところが

「クレドが浸透しないんだよね」

「クレドに書いてあるのに・・・」

という声をよく聞きます。

何故、浸透しないのか?

今回はそれを考えます。

心理学用語に「集団規範」という言葉があります。

集団の中で共有されている価値判断や行動判断の基準のことを言います。

集団規範が醸成されると「企業風土」というものになります。

○○体質というような言葉も集団規範から出てくるものです。

クレドの浸透の前にこの集団規範が作られていなければ、

クレドは浸透しません。

クレドは本来バラバラである個人の価値観を

組織の「こうありたい」という価値観に近づけようと作られています。

目指すべきゴールなのです。

ゴールを見せてもプロセスがなければ実現しません。

プロセスが極めて重要です。

そのプロセスは会社では、現場で起こっています。

ミスが発生した時に、その要因把握をし、対策を立て、

マニュアルが作成されたり、加筆されたりします。

この時に、マニュアルでは表現できない

仕事の姿勢、顧客や同僚への感謝の気持ち、自分の成長といった

仕事をする意味自体をクレドを使って、確認する「OJT」が極めて重要です。

ところが多くの企業は、日常業務の中でクレドに触れることが少なく、

朝礼や研修時に確認するくらいで止まっています。

クレド浸透の重要な「集団規範作りのプロセス」を省いて、

クレドが浸透する筈はありません。

集団規範は紙に書いて貼り出したら出来上がるものではありません。

日々の仕事の中で、摺り合わせ、作り上げるものです。

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