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【第90号のテーマ】 渋沢栄一の格言五則 その1
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2024年に新一万円札の顔となる「日本を代表する事業家 渋沢栄一」の
「論語と算盤」の巻頭にある「格言五則」を何度も読み返しています。
皆様に紹介したく、5回に分けて掲載したいと思います。本日は
言行君子之枢機。枢機之発、栄辱之主(原文は易経)
言行は君子の枢機なり。枢機の発は、栄辱の主なり
言行は君子にとって肝心かなめのポイントであり、
この引き金を引く一瞬で栄誉か恥辱かどちらかに決まる。
すなわち、言行は君子であるかどうかが決まるもっとも重要なこと。
君子を社長、リーダーと置き換えると良いと思います。
しかし、これは社長、リーダーに限ったことではなく、
人として、日頃から言行一致は基本です。
また、発言の仕方によっても栄誉か恥辱に分かれることがあります。
本メルマガでも、叱る、褒める、怒るについて、触れていますし、
私のセミナーでも叱ると怒るの違いを説明しています。
叱り方について心得ていても、叱咤激励がパワハラと取られることもありますし、
叱るどころか、考え方や行動を正しているだけでも、「圧を感じる」と言われることもあります。
それほど「発する」ことは難しいということですね。
人を指導、導く立ち場の人。社長、役員、部長などの地位が高い人。
発言と行動にはより一層自戒しないとなりません。
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